余興は、おめでたい席ということを頭において、あまり品のない内容や場違いなものは避けること |
とにかく、堅苦しくなりがちなスピーチに花を添える形で、列席者全員が楽しめるものがよいでしょう。特別な芸でなくても心がこもっていれば大丈夫。ただ一人盛り上がってしまい、座をしらけさせないように注意すること。
今回は余興に関してのマナー、そして注意点をまとめてみましたので、これから披露宴で余興をされる方!どうぞご参考までに。
余興をするためのポイント
歌や楽器演奏、踊りや手品などのかくし芸、クイズなどありますが、準備に手間のかかるものや凝った演出は避けて、だいたいスピーチと同様に3分間程度で終わるようにします。一人でするのが不安なら友人と数人で行ったほうが、もっと場をにぎやかに盛り上げられます。その場合は、事前に司会者に誰と何をするかを伝えておくとよいでしょう。 また仮装やメイクをする場合は、出番に間に合うよう準備し、終わっても着替え、洗顔を素早くする事。あらかじめ司会者にどのくらい時間の余裕があるのか確認しておくとよいでしょう。まちがっても進行手順を狂わせないように。
スピーチをする場合、ほとんどの人は事前に練習をするようですが、歌などの余興はあまり練習をされないように見かけます。上手い下手ではなく、やはり事前の準備と練習はきっちりとしておくべきです。これもマナーと言えますよね。
とにかく一生懸命、心を込めて歌うことです。少々下手でもその姿に、新郎新婦はもちろん、来賓方々の胸を打ち、感動を与えるかもしれませんよ。そして所要時間などのチェックも忘れずにしておくこと。
これだけは避けたい余興いろいろ
余興を頼まれたからと何をやってもOKではありません。あなたの品位を疑われるようなことはもちろん、節度を守って、これだけは気をつけてくださいね。だらだら時間をかけない→だいたいスピーチと同様に3分間程度を目安にします。短くても何かインパクトを強調させれるものがあるといいでしょう。
キスの強要→事前に新郎新婦にお伺いを立てておくように。喜んでする人もあれば、中にはそういうことは、絶対嫌う人もいますので、確認しておきましょう。
下品、卑猥な内容のもの→場をわきまえて下さい。女性や年配の方たちから、ひんしゅくを買います。男性の女装姿も場合により、必ずうけるとは限りません。
友人同士で騒ぎすぎない→これは一人で余興をする場合ではなく、数人で一体何しにきたのか?思わず聞きたくなるほど、当人達だけが盛り上がってしまわないように。
誰でもわかる内容で→披露宴には新郎新婦、両方の招待客が出席しています。あまりにもうちわだけで盛り上がってしまうようなネタでは、喜ばれませんよね。みんなに通じるものが大切です。
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