関係者への支払い、お世話になった人への挨拶回りなど、
葬儀後のあと始末はまだまだ続きます
人生には本当に思いもよらない出来事が待ち受けています。その中でも家族の死を受け入れるには言葉では言い表わせないほどの悲しみ、そして絶望感に局面されます。それでも残された遺族は、悲しんでいる時間も無く、葬儀の後にやらななければならない手続きが山ほどあります。
事務の引継ぎ、各所への支払い、お世話になった方へのお礼や挨拶などいろいろ片付けなければならない事がたくさん残っています。今回はいつまでも悲しんでいられない、葬儀後に遺族がしなければならない手続きをまとめてみました。
▼葬式直後にやるべき事(初七日までに) |
葬儀が終わったら世話役の方から事務を引き継ぎます。まだ悲しみが癒えないですが、周囲に失礼がないようにもう少しがんばりたいもの。 うっかり忘れないようにメモに書き出してみるといいでしょう。
現金や名簿の引継ぎ
葬儀が終わったら遺族は世話役にお礼を言い事務の引継ぎをします。この時に世話役の人から弔問客の心遣いや遺族の気づかなかった事などを聞いておくと後の挨拶回りが行き届きます。葬儀の時の領収書など
葬儀にかかった費用などは遺産相続の時に相続税の控除の対象になりますので、大切に保管しておくとよいでしょう。火葬場でもらう「埋葬許可証」も納骨の時に必要なので大切にしまっておきましょう病院の支払いを忘れないように
あわただしいなかで、病院への支払いも忘れがちになります。未支払いに気が付いたらすぐに済ませましょうお寺、神社、教会などのお礼
僧侶や神職、神父、牧師などへの謝礼は葬儀の当日にすませますが、まだであれば持参します。 寺院→「御布施」「御礼」「御経料」 神社→「御玉串料」「初穂料」「御神饌料」「御祭祀料」 教会→「献金」「御礼」「お花料」「謝礼」挨拶回り
葬儀でお世話になった人たちにはできるだけは早くお礼の挨拶に出向きます。町会の役員の方やお世話になった近所の人、故人の勤務先など。だいたい初七日までに喪主が行きます。忌明けに香典返しをするので、手土産は普通は必要ありませんが、最近は菓子折り程度のものを持参する人もいるようです。服装は喪服ですが、地味な色の平服でもかまわないです
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