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香典とは? |
香典とは死者の霊に手向ける香を持参するかわりの香の料(代金)。古来の葬儀儀式の際に昔の人は故人との最後のお別れに米や麦、食料やお酒を持ち寄リました。それが時代を経て、香や花が弔慰を表すものとなりました。
そして、現代ではお香などの葬儀で必要なものを喪家がすべて用意するようになり、お香に代わる香の料(代金)との意味で現金を供えるようになりました。また、近年は葬儀費用も高額になり、故人への供養とともにその遺族の葬儀費用の一部を負担する意味合いも強くなっています。
持参する時期 |
香典を持参する時期ですが、お通夜か告別式の時です。もし、不幸を知って駆けつけた場合は、香典は必要ありません。悲しみの真っ最中の遺族に対しての最低限の礼儀です。訃報を知って駆けつけたのに香典をもっていけば前もって用意していたように思われても仕方ないでしょう。
「お通夜か告別式のどちらで香典をわたすの?」とよく聞かれます。答えはどちらでもかまいません。最近ではお通夜に出席したら、告別式には出席されない場合もありますし、その逆の場合も、両方の場合もあります。また、お通夜に香典を供えたが、金額が少ないようなのでもう一度告別式で供えたという話を聞いたことがありますが、これも不幸が度重なるという意味で避けるべきです。