ふとした瞬間に見えた部分汚れでイメージダウン、なんてならないようにちゃんとケアしましょう。襟や袖口の黒ずみや、頑固なソックスの裏の泥汚れを落とすには、洗濯機に入れる前の部分洗いなど下洗いが効果的です。洗濯のときには、洗濯機に入れる前に目立つ汚れをチェックする習慣をつけておくと、取り返しがつかなくなる前にお手入れできますよ。衣類を長く気持ちよく使うために覚えておくとよい「きほんのテクニック」をおとどけします。【index】(1) きほんの前のきほん(2) これにはこの洗い方インデックス(3) 画像つき*洗い方いろいろ(p3~p8)きほんの洗い前のきほん部分洗いの洗い方もいくつかあって、衣類の素材などによって使い分けますが、その前にまずは以下のことをチェックして。色落ちチェック濃度の高い洗剤でのお手入れになりますので、気になるものは洗剤との相性をチェックします。やり方は、濃いめの洗剤液(濃度は各洗剤の説明をご参照ください)を作り、綿棒に染み込ませて裏側の目立たない部分をこすってみます。これで色がつくようなら、クリーニングへ持ち込んだ方が無難です。または覚悟して洗うか・・・!生成りや淡い色なら蛍光増白剤入り洗剤は使わないこのごろの洗濯用洗剤にはいろいろな成分が添加されています。蛍光増白剤入りだと生成りや淡い色の衣類を白っぽく変色させてしまう事があるので使わないで。使う洗剤は?使う洗剤はふだん使っている洗濯用洗剤でOKですが、それで落ちない場合は漂白剤を使います。手荒れ防止のためゴム手袋をつけて。液体洗剤(石けん)ならそのまま、粉末洗剤ならぬるま湯に溶かして使います。水でなくぬるま湯を使うのは粉末洗剤が溶けやすく、含まれている酵素(汚れ落とし効果を高める成分)が働きやすい温度だから。薄め方(例:「水5リットルに洗剤25g」)は洗剤の容器に書かれているのでご確認ください。下洗い後は?下洗いが終わったら、洗剤液ごと洗濯機へ入れて他のものと一緒に洗うか、洗剤液を使って手洗いを。ひどい汚れは部分洗い後に15分~30分くらいおいてから本洗いをするとなお効果的です。それでは次ページでは、ケース別おすすめの下洗い方法、「これにはこの洗い方INDEX」をご紹介します。 次ページへ!123…8次のページへ