ブルーレイレコーダー/ブルーレイ・DVDプレーヤーの選び方

ブルーレイディスクプレーヤーの選び方(2ページ目)

今回はブルーレイディスクプレーヤーの選び方についてご紹介します。これからは市販ビデオタイトルの再生のためだけでも、ブルーレイディスクプレーヤーが活躍してくれそうな状況です。

一条 真人

執筆者:一条 真人

デジタルガイド

チェックポイント1:AVCRECディスクを再生できるか?

AVCRECはDVDに対してハイビジョン映像を記録する人気の機能ですが、プレーヤーのなかにはこの再生に対応していないものもあります。AVCREC対応レコーダーを持っている人は、プレーヤーがAVCREC再生に対応しているかどうかに注意する必要があります。


チェックポイント2:DeepColorに対応するか?

現在のブルーレイビデオやデジタル放送の映像はRGB各色8ビットの24ビットカラーですが、これを各色10、12、16ビットカラーに変換して、より階調表現力の高い映像として出力するのがDeepColor機能です。現在ではDeepColorは12ビットが主流になっていますが、なかには16ビットに対応した製品もあります。

この機能を使うには出力側(プレーヤー)と表示側(TV)の両方がDeepColorに対応している必要がありますが、最近のTVであれば通常はほとんどDeepColorに対応しています。また、ブルーレイプレーヤーも国産品であれば通常はほとんどDeepColorに対応しています。


チェックポイント3:高階調補正機能

前述のように、ブルーレイビデオやデジタル放送の映像をより高階調に変換して出力する機能としてDeepColorがありますが、他にも高階調な表示を行う機能があります。それがソニーのCREAS(クリアス)です。ソニーのBDP-S5000ESはこのCREAS機能を搭載しています。

CREASはDeepColorに非対応な8ビットカラー表示しかできない液晶ディスプレイとHDMI接続した場合でも、14ビットカラーの表示が可能です。また、14ビットカラーということで、一般的な12ビットのDeepColorを凌ぐ階調表示を実現しています。


チェックポイント4:ネットワーク機能

ブルーレイビデオには「BD-Live」など、ネットワーク機能を活用した機能があります。また、最近ではDLNAクライアント機能を搭載したプレーヤーも登場しており、DLNAサーバー機能を搭載したレコーダーとの組み合わせで、レコーダーの録画を再生することもできます。


チェックポイント5:ネットワークメディア機能

最近のブルーレイプレイヤーはYouTube、U-nextなど、ネットワークメディア機能に対応するものが増えています。 ビデオオンデマンドを使えば、レンタルビデオを利用するよりも手軽にビデオコンテンツを楽しむことができます。


チェックポイント6:ブルーレイ3D再生

ブルーレイ3Dの登場から時間が経過し、ブルーレイプレイヤーのなかにも、パナソニックDMP-BDT110、ソニーBDP-S480のようにブルーレイ3D再生に対応した製品が増えてきました。ブルーレイ3Dを視聴したい場合は、ブルーレイ3D対応プレイヤーが必要になります。


チェックポイント7:ポータブルモデル

最近では液晶ディスプレイを搭載し、持ち運べるポータブルタイプも登場してきました。外出先などでも見たいに便利です。


以上のチェックポイントを参考に、自分にあったブルーレイディスクプレーヤーを見つけてください。

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