ブルーレイレコーダー/ブルーレイ・DVDプレーヤーの選び方

ブルーレイディスクプレーヤーの選び方

今回はブルーレイディスクプレーヤーの選び方についてご紹介します。これからは市販ビデオタイトルの再生のためだけでも、ブルーレイディスクプレーヤーが活躍してくれそうな状況です。

一条 真人

執筆者:一条 真人

デジタルガイド

ブルーレイディスクプレーヤーをどう選ぶ?

いま買うべきブルーレイディスクプレーヤーはどれ?

いま買うべきブルーレイディスクプレーヤーはどれ?

日本国内で、市販ブルーレイビデオが登場したのが2006年11月のこと。現在ではそのタイトル数は1000を超え、かなりの勢いで増えつつあります。最近では、最新の映画の多くもブルーレイビデオタイトルとDVDが同時発売されるのが普通になってきて、ブルーレイだからタイトルが少ないということもなくなってきました。

以前は市販ブルーレイタイトルが少ないため、BDレコーダーで録画したものを再生して楽しむことが多かったわけですが、これからは市販ビデオタイトルの再生のためだけでも、ブルーレイディスクプレーヤーが活躍してくれそうな状況です。

TVの録画にあまり興味がなく、市販ビデオを再生したいだけのユーザーであれば、プレイヤーのほうがお勧めなAV機器です。当然、レコーダーで録画したブルーレイディスクも再生できます。

そんな状況を受けて、現在ではブルーレイディスクプレーヤーは多くのメーカーから発売されるようになりました。安価なものは2万円以下と、ブルーレイレコーダーよりも大幅に安価に購入できます。

また、本体内にノイズ源の少ないプレーヤーはレコーダーよりも再生クオリティを高くしやすくなっています。ブルーレイディスクプレーヤーの高級機がブルーレイレコーダーよりも高価なのは、再生クオリティの向上に力が入っているためです。

今回は、おすすめのブルーレイディスクプレーヤーと、いまブルーレイディスクプレーヤーを買うときにチェックしておきたいポイントを紹介します。


ガイドおすすめのブルーレイディスクプレーヤー

・パイオニアBDP-LX54
高画質、高音質を求めるユーザーへのおすすめプレーヤーは、パイオニアの「BDP-LX54」。32ビットDeepColor(次ページ参照)で出力できるため階調表現力が高く、音声面ではPQLS機能によってデジタル音声のジッター(乱れ)を低減しています。当然、ブルーレイ3Dに対応しています。


・ソニー BDP-S480
実売3万円以下で気軽に使えるおすすめプレーヤーは、ソニー「BDP-S480」です。BDP-S480は厚さ約36mm、奥行き199mmというコンパクトさによって、狭い場所にも置くことができます。また、高速ローディング技術によってディスクをセットしてから再生の開始までがきわめて短く、ストレスなく視聴できます。高速起動モードでは電源オンから約3秒でトレイがオープンします。

画質に関しても、映画を自然な質感で再生できる24p対応、DeepColor対応、DVDもハイビジョン解像度に変換して視聴できるなどの機能を搭載しています。画質もソニーの製品なので、優れたものを持っています。当然、ブルーレイ3Dにも対応しています。

また、YouTube、U-Nextなどインターネット動画視聴サービスにも対応し、より広いメディアを楽しむことができます。

iPhone、Xperiaなどをリモコンとして使える専用アプリを提供するなど、総合的に高いコストパフォーマンスを持っています。



・パナソニック DMP-BDT110
実売2万円以下のおすすめはパナソニック「DMP-BDT110」です。この製品は2万円以下でありながら、ブルーレイ3Dの再生に対応しているのが特徴です。さらに3D表示の奥行を調節できる3D奥行きコントローラを搭載しています。



次のページでは、ブルーレイディスクプレーヤーを選ぶときにチェックしておきたいポイントを解説します。

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