庭のない住まいでの暮らしだからこそ、
花と緑を愛しみ・楽しみたい。 ////////////////////////////////////////////////
●水遣り
階下のお宅の洗濯物を、水遣りの際うっかり汚してしまった...というようなことは 絶対に避けなければならないことです。 手すりにお布団やマット類などを干しているお宅もあることでしょう。
手すり・フェンス近くに置いたプランターや鉢に水遣りをする時は、 そっと静かに行うよう十分心掛けましょう。 また、ジョウロのはす口は外して、鉢の株元に水遣りをするようにします。 手すりや壁にかけた(※手すりの外側は厳禁です)プランターやハンギングバスケットなどは、 少し面倒でも水遣りの時だけ手すりから外し、フロアに置いて水遣りするようにするくらいの気持ちが必要です。
●農薬散布・肥料
農薬は危険物になり得るものであることをお忘れなく! 特に風が強い日などは、思っている以上の広範囲に薬品が飛び散ってしまう可能性があります。 水遣りと同じく、階下に垂れてしまっていた...ということがないよう十分注意しましょう。
肥料は無臭または、臭いの少ないタイプのものを使うようにしたいですね。
●花弁摘み&枯れ葉拾いをこまめにして
満開の花はだれもが楽しいものです。しかしそこから散った花弁はどうでしょうか。 風の向きによっては、花弁は思わぬところに舞い散っているものです。 真下のお宅だけでなく、お隣や斜め下のお宅など周囲のお宅のベランダに、あなたが楽しんでいる、その花の花弁がハラハラと舞い散っているかしれません。 花が終わったら出来るだけ早めに摘み取り、風で飛ぶことがないよう気を配りましょう。
花弁摘みは花にとっても大切なことですから、日日の習慣のひとつにしたいですね。
枯れ葉拾いも同じことですよ。
●手すり・フェンスの外にプランターやバスケットをかけない
手すりやフェンスの外にプランターやバスケットをかけるというのは、とても危ないことです。 思わぬ強い風がふきつけることもあります。 それはあなたが留守にしている時間に起きるかもしれません。 外に向かって「見せるガーデニング」はまた楽しいものであるかもしれませんが、 万一のことを考え、手すり・フェンスの外に向かってプランターやバスケットをかけることは止めましょう。 安全第一です!
●フェンスから花を出さない
フェンスの隙間から花があふれるように咲いている様子はきっと美しいものでしょう。 しかしその花弁は、周囲のお宅・敷地・道路に向かって確実に落下しています。 迷惑以外の何物でもありません。
●排水口の定期的なお掃除を!
枯れた花弁や葉っぱ、水遣りで流れ出した土などが排水口に詰まっていませんか? 一ヶ月に一回程度は、排水口のお掃除をするようにしましょう。 特に、季節の変わり目や植え替え作業を行った日などは念入りにお掃除するようにしたいものです。
●非難経路の確保
ベランダは避難通路であることもお忘れなく! お隣との境は非常時の大切な非難経路です。 緊急時の避難を妨げるようなガーデニングは厳禁です。 トレリスを使う場合は取り外しが簡単にできるものを選びましょう。 重い鉢やプランターで避難経路を塞いでしまっては、万一のときに困りますよ。
※そのほか管理組合の規約を守って、ベランダガーデニングを楽しみましょう。