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"器"を長く楽しむために

大切な器の特徴と扱い方・正しい後片付け法をインプット! 基本がわかれば、これからはふだんのおもてなしの時にも、ちょっぴり気軽に使うことができそうです。

執筆者:上高 千恵子

食器棚のいちばん上や扉の奥の箱の中にしまわれている、とっておきの焼き物や漆器。 一年に一度、お正月が唯一の使う機会という器も何枚かあるのではないでしょうか。
お正月前のいまだからこそ、その大切な器の特徴と扱い方・正しい後片付け法をインプット!
基本がわかれば、これからはふだんのおもてなしの時にも、ちょっぴり気軽に使うことができそうです。

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洗い方の基本:五か条
1) 使い終わった器は汚れたまま放置せず早めに洗う。
2) 油汚れがひどい時は、軽く拭き取ってから洗う。
3) やわらかい布やスポンジでやさしく洗う。
4) 洗剤は薄めて使い、使用量も極少なめに。
5) つけおき洗い、まとめ洗いをしない。

拭き方の基本:三か条
1) 洗い終わった器の水気はすばやく拭き取る。
2) 乾いた柔らかい布で、二度拭きをする。
3) 伏せた状態で完全に自然乾燥させる。

収納の基本:三か条
1) 直射日光のあたらないところに保管する。
2) 冷暖房が効きすぎないところに保管する。
3) 陶器と磁器を重ねない。

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陶器(土もの)の扱い方
水を吸いやすく、柔らかくて少々もろいのが特徴です。
新しい陶器をおろすときは、器がかぶるぐらいの水を入れたお鍋に器を入れ、30分程煮沸し、そのまま自然に冷ますようにすると、土の目が締まり丈夫に、また汚れがしみこみにくくなると言われています。
また、お料理を盛り付けるまえには、ひびに油は汁がしみ込まないように、さっと湯通しをして、水分を十分に吸収させるようにしましょう。

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漆器のお手入れ 1) 汚れは柔らかい布等で拭き取り、洗剤はつけずにぬるま湯を使ってすすぐように洗います。※熱湯使用・つけおき洗いはダメ。 2) 直接手で触れないように乾いた布で包み込んで水気をよく拭き取り、1日程おいてしっかりと自然乾燥させます。 3) 艶を出すためにもう一度、柔らかい布でこすらないようにやさしく拭きます。漆の美しい艶を楽しみましょ♪ 4) 和紙等柔らかい紙に包んで箱に詰めて保管します。
新漆加工品のお手入れ
中性洗剤をスポンジのやわらかい面に含ませて、軽くやさしく洗い、やわらかい布で水気をぬぐい、かわいた布で拭き取ります。

漆器といったら...「とっておきの「お重箱」選び」


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◆家事のプラスワン・0028 
  磁器(石もの)の表面は白くガラスのように硬くなめらか、水を吸わず比較的丈夫ですが、温度変化には弱いところがあります。  
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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