よりきれいに洗いたいという気持ちから、洗濯時間を長く設定してはいませんか?日常的な汚れなら洗濯時間は5~10分で十分であるといわれています。洗濯時間は最大15分を超えると洗浄力は横ばいになり、汚れ落ちの効果はあまりありません。必要以上の洗濯時間は衣類を傷め、時間と電気の無駄遣いをしているということになるのです。
ためすすぎなら2回、流水すすぎなら5分で洗剤はほとんど残らないことがわかっています。長時間すすぎは水道水に含まれる塩素や鉄分が衣類に吸着してしまい、黄ばみや色あせの原因になる場合もあるので注意が必要です。
洗濯機で脱水されるのは衣類が含んでいる水分の60%程度です。それ以上はいくら時間を長くしても、あまり変化はありません。長すぎる脱水時間はシワや型くずれの原因にもなってしまいます。あとでアイロンがけをするワイシャツなどは1分間脱水がベスト。デリケートな衣類は15秒程度でOKです。
いままでのお洗濯、知らずにしていた間違いや意外な勘違い・ムダはありませんでしたか?ちょっとしたポイントをおさえて、お洗濯上手になりましょう♪
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
| 洗濯ネットの中に入れる衣類は、ネットの容量の2/3を目安にしましょう。パンパンに入れてしまうと、ネットの中で洗濯ものは動くことができず、きちんと洗うことができなくなってしまいます。
| |
illustrated by パステル