NPO団体も疑う必要あり

有志数名でやっている小さな団体に比べると、NPO団体というのは信頼しやすいように感じます。でも、NPO団体であっても資料請求は必ずしてください。

動物愛護活動というのは、時間はかかるけど収入にはならない活動がほとんどです。それゆえに生活に困り、生活苦を解決するためにNPO団体を作ったという人もいたりします(NPO団体になるとどこかから活動費がもらえるようになるのかどうか私はわかっていませんが、この団体の場合は、NPO団体になったことで以前より広く広報活動を行うようになり、寄付金を増やすことができたので、そこから生活費が出せるようになったのだと思います)。

もちろん、すべての動物愛護団体が疑わしいわけではありません。けれども、疑わしい団体もありますので、最初は慎重に、疑うぐらいの気持ちで資料を確認するようにしてください。

雑誌やテレビを100%信じてはダメ

雑誌やテレビで愛護団体が紹介され、その内容から、その団体に参加したいと思う人もいらっしゃると思います。でも、雑誌やテレビを100%信じてはいけません。

昔、とあるペット雑誌に紹介された愛護団体がありました。その雑誌が出版されたあと、その出版社の方と話す機会があったのですが、その団体の方が言われた活動内容と実際の活動内容が違っており、抗議や苦情の電話がすごかったと話されていました。

この愛護団体を私は知っていましたので、きれいなことばかり書かれている雑誌を見たときには、確かに問題になると思いました。でも、愛護団体の人は自分たちのいいところばかりをアピールしたがるものですので、愛護団体の人だけに取材をしていたら事実と異なる内容になってしまうのは当然です。取材が足りないまま記事にしたこの雑誌の出版元も問題ですので、抗議や苦情はしっかりと受け止めて欲しいと思いました。

でも、問題は、この愛護団体のことを何も知らずに記事を見た人への影響です。いいことがたくさん書かれていたからとこの愛護団体に連絡を取り、いっしょに活動するようになってから恐ろしい事実を知ったり、嫌な思いをすることになったりする人がきっといたことと思います。

テレビも同じです。以前、テレビのドキュメンタリー番組だったと思うのですが、前述の犬の愛護団体の主催者を取り上げていた番組を見たことがあります。ものすごくすばらしい活動をしている人という取り上げ方だったのですが、金銭面には触れませんでしたし、主催者が自分のした活動として、ほかの方がした活動について話されている場面もありました。その活動については取材せずに、主催者の話だけを聞いて番組を作られたのだと思いますが、見ていてがっかりでした。

テレビも雑誌も、愛護団体の方だけに取材していることがありますので、取材元が明確になっていない場合には、100%信用するのは危険です。すべてを鵜呑みにせずに、必ず愛護団体への問い合わせや資料請求、活動の見学などをしてから、その愛護団体に参加するかどうかは決めるようにして、自分の努力は希望どおりペットのために使うようにしましょう。


動物愛護団体を探すための4つのステップ-2



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※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。