誘拐された子が暖かい家庭に行かれるとは限りません。 |
誘拐されないために!
多くのペットショップが、気にはなりながらも設備投資や店員を増やすことができずに、誘拐(万引き)されるのを防ぎきれずにいるのではないかと思います。また、私たち買い物に行く飼い主たちは、誘拐されて辛い経験をするペットがいることを嬉しくは思いません。そこで提案です。
買い物に行ったとき、お客さん同士で話をしませんか?
展示されているペットについて、「可愛いですよね」と話しかけるのは誰でもできることだと思います。でも、そうやって話しかけた相手が、もし誘拐を企んでいたとしたらどうでしょう? にこやかに声をかけられても誘拐しようと思うでしょうか?
誘拐(万引き)は、人目を盗んでこっそり行いたいと思っているはずです。ですので、声をかけられることで誘拐する気を無くさせることができるかもしれません。本来、そういう工夫はペットショップがするべきことなのでしょう。でも、私たちが難しくない工夫をするだけで誘拐されて辛い経験をする子が減らせるならば、私たちがしてもいいのではないでしょうか?
ほかのお客さんを疑う必要はありません。買い物ついでにほかのお客さんとも話しをして楽しい時間を持ち、その結果として誘拐される子を減らしていきませんか? もしかしたら、新しい友達ができるきっかけになるかもしれません。
誘拐犯に告ぐ
ペットを万引きしたあなた、あなたがしたことは「誘拐」です。あなたにさらわれたペットは、環境の変化にとまどい、不安な気持ちでいます。
もしあなたが飼いたいがために誘拐したのであるならば、誘拐などせずにお金を貯めて買ってください。ペットを飼うということはお金のかかることです。お金を貯める努力をしない人にはペットを飼うことは難しいです。
もしあなたが転売して儲けるために誘拐したのであるならば、簡単に転売できないことを知ってください。販売価格と同じ値段で売ることもできませんので、思っている以上に儲からないことでしょう。また、転売するまでにペットの体調が悪くなることもあれば、死なせてしまうおそれもあります。
ペットを誘拐しないでください。