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あなたのペットはケージが好きですか?(2ページ目)

ケージはペットにとって落ち着ける場所のはずなのに、ケージに入れると暴れる子やケージから出ようと暴れる子など、ケージを嫌いな子がいます。あなたのペットはケージが好きですか?

執筆者:村田 亜衣

好きにする工夫

改造ケージ
大きなケージに買い換えるだけでなく、ケージをつなげても大きなケージが作れます。
仕事に入ったり買い物に出かけたりして、ペットに留守番をさせることがあります。また、家で仕事をしている方や家族に病人がいる場合なども、ペットをケージに入れておくことが増えるでしょう。そんなとき、ペットがケージ嫌いだと、ケージに入れているだけであっても大きなストレスをペットに与えてしまいますので、ケージが好きになれるように工夫をしてあげましょう。

ペットをケージ好きにするいくつかのアイデアを次にあげます。自分ができること、自分のペットが好みそうなものを試してみてください。
  • ケージを大きなものに換える
  • ケージの中におもちゃを入れる
  • ケージの中でおやつをあげる
  • ケージの中でも遊ぶ
  • ケージの中にいるときにたくさんほめる
私は、ケージに入れるときに、必ずケージの中でおやつをあげています。
我が家に来たときは大暴れだったフェレットも、おやつの誘惑に負けて、おやつが食べたくなるとケージに入って催促するように変わっていきました。

また、ケージを清潔に保つことも大事です。不衛生だったり濡れてジメジメしていては、ケージを好きになれと言われても好きになるのが難しくなってしまいます。ペットにとって快適な環境を維持するよう、ケージの掃除やメンテナンスも定期的に行いましょう。

落ち着ける場所にしよう!

寝顔
ケージのドアが開いてても気にせずに落ち着いて寝ていられる、そんな場所になるといいと思います。
ケージやキャリーバッグなどの、限られた空間にペットを入れなければならない場合というのは必ずあります。あまり考えたいことではありませんが、大地震などの災害で避難しなければならない場合に、ペットがケージやキャリーバッグの中で落ち着くことができないと、ペットもあなたも、まわりにいる被災者の方も気持ち良い状態でいられません。動物病院の待合室など、もっと身近なところでも限られた空間でペットに落ち着いて待っていて欲しいことはあります。

ケージやキャリーバッグは、あなたの努力と工夫次第でペットに好きになってもらうことができます。もしあなたのペットがあまりケージを好きでないならば、ペットが落ち着ける場所になるように工夫し、ケージを好きになってもらいましょう。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。

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