30年以上前に空調完備。校内にエスカレータも
空調設備は30年以上前に完備。校内にはエスカレータも設置されている
名城大附属高校の歴史は1926年までさかのぼります。名古屋高等理工科講習所として開設され、1951年には現在の名城大附属高校(設置学科:普通、商業、電機、機械)に改称されました。1978年には全館空調設備等総合整備が完了し、いち早く冷暖房を完備させた高校です。
1997年完成の1号館校舎は8階建てということもあり、東海地区では珍しく校内にエスカレータがある学校として有名。
東海地区の私学初、スーパーサイエンスハイスクール指定校
かつては男子校でしたが、1999年には普通科特別進学クラスを共学化。同年、総合学科を新設。その後、普通科(2003年)、総合学科(2004年)を共学化し、全学科男女共学となりました。2006年に文科省から「スーパーサイエンスハイスクール」に指定され、一般進学クラスに「スーパーサイエンスコース」が用意されています。
名鉄本線東枇杷島駅から徒歩5分、栄生駅から徒歩10分という好立地条件から、最近では刈谷や安城といった西三河地方や、中部国際空港の開港で交通の便が良くなった知多地方からの受験生が増えています。
国公立大学に60名が合格
1号館の入り口。正面には、教育目的である「知・徳・体」が掲げられている。
2010年の国公立大学の合格者数は60名(2009年は55名)。京都大学2名をはじめ、名古屋大学4名、名古屋工業大学4名、岐阜大学7名、三重大学5名、愛知県立大学8名、愛知教育大学5名。2009年には東京大学理科I類に現役合格者を輩出。
系列校の名城大学へは、推薦・一般入試あわせて285名(うち推薦合格者は259名)の合格実績があります。その他では、南山大学49名、中京大学48名、愛知大学40名といった地元の私立大学だけでなく、立命館大学39名、明治大学11名、東京理科大学20名といった関東や関西の難関私立大学へも多くの合格者を出しています。