雑誌を鵜呑みにせずに自分で調べよう!
どんな毛色でもハムスターは可愛い! |
毛色が変わる固体を飼っている方は少なくありません。そして、誰かひとりが「ウィンターホワイトハムスター」だと思うと話したところ、僕も私もと同じように毛色が変わる固体を飼っている人が言うようになり、その話が噂話のように広まっていき、私に質問をされた方のところにも行ったのではないでしょうか? 私はそう推測しました。
しかし、これは大はずれでした。「ウィンターホワイトハムスター」を紹介しているペット雑誌があったそうなのです。その雑誌を私は読んでいませんので、どのような紹介の仕方をされていたのか正確にはわかりません。けれども、ちょっと調べれば私でもこれだけわかることですので、雑誌であればもっと深く、いろいろと調べることができたと思います。
今回私は調べませんでしたが、学術的または遺伝的な面から調べたら、「ウィンターホワイトハムスター」という品種のハムスターもいるのかもしれません。そういったことが雑誌に紹介してあれば、私は「ウィンターホワイトハムスター」について質問を受けることはなかったように思います。
ペット雑誌も飼育書同様、100%絶対なものではありません。雑誌や本で見たことでも、気になったら自分で調べる癖をつけてください。今回の私のように、よく行くペットショップで聞いたり、知り合いに聞いてみたり、検索サイトで探してみるだけでも情報は集められます。
「ウィンターホワイトハムスター」ではなく「毛色が変わる可能性が高い子」
毛色より、性格で選んで欲しいところです。 |
- 日本では「ウィンターホワイトハムスター」という商品名で流通しているハムスターはいない(いても今現在は、一部だけで呼ばれている商品名と思われる)。
- ジャンガリアンハムスターには冬になると毛が白くなる個体がある。
- 外国にはジャンガリアンハムスターを「ウィンターホワイトハムスター」という商品名で流通しているところがある。
雑誌で見て「ウィンターホワイトハムスター」が欲しいと思った方は、どうぞペットショップで「毛色が変わる可能性が高い子」がいないか聞いてみてください。ブルーサファイアとホワイトの子供だけでなく、ノーマルカラーとホワイトの子供にも毛色が変わる子が産まれることはあるそうです。
今の時期なら、毛色が変わっていることを確認することもできるかもしれません。商品名にこだわらず、あなたの家族となるハムスターを探してみてください。
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