行政の課題
動物愛護推進員、及び協議会といった行政が一般の人と一緒にペットに関連する事柄に取り組むものも動愛法改正時に推奨されたものです。残念ながらまだ1部でしか取り組みは始まっておらず、今後に期待したいところですが、それぞれの活動内容もまだ試行錯誤中のものが多く、10年後、20年後に期待をしたい活動になってしまっています。正直な意見を言うと、これはものすごくもったいないです。5年かかってこれしかできないのか?、と突っ込みたくなります。私の住む横浜市では、ようやっと2005年に協議会がようやく設立されました。でもその中身は、行政が対処したい(苦情を多く受けている)問題を取り上げたいばかりで、バランスの悪さが目立っています。
私たちは行政と一緒に活動するのをイヤだとは思っていません。けれども、行政の都合のいいことにだけ活動をと考えられるのであれば、一緒に活動するのはすごく難しいです。
行政には行政のやり方があるのでしょうが、自分達の都合ばかり考えずに、もっとペットに関心(良い関心も悪い関心も)のある住民に受け入れられる活動を行って欲しいと強く願います。動物愛護推進員、及び協議会に期待をしている住民は大勢いるのですから。