多い人は週に数回、少ない人でも月に1回は行くであろうペットショップ。
あなたがよく行くお店はペットのことを考えているお店ですか?
▼命をかけて展示させられる子達
隠れられる巣箱を用意されずにケージで展示させられる子。
小さいケージに多すぎる頭数を入れられて展示させられる子。
日当たりのいいところで展示される夜行性の子や暑さに弱い子。
どれもペットショップで見られる子達です。
悲しいことにあまり珍しくもなく。
ペットショップにとってはペットは商品。
よく見えるようにし、人目を引くようにする必要があるのは他の商品を扱うお店と同じなのでしょう。
でも、ペット達は展示されているだけでストレスを受け、寿命を削っています。
お店によってはペットが入荷してから展示するまでの期間に検疫期間を設けないこともあり、 ペットショップで病気になる子というのがいます。
ただでさえストレスが多く、弱っているところに病原菌がきたら感染してしまうものでしょう。
ペットの意思とは関係なく。
検疫期間や展示固体の扱いの問題というのはショップだけの問題ではありません。
輸入業者や問屋などのペットを扱う業者においても検疫期間を設けない業者や頭数に合わない小さいケージに詰め込む業者、管理が悪く店内を脱走している固体もいてしまう業者等もいます。
業者は商売ですから、人件費や施設にかける費用というものを考慮する必要があるのでしょう。
でも、だからといってペットが体調を悪くしたり、病気になったり、怪我をしたりする環境で 輸入・販売するというのは正しいのでしょうか?
ペットショップでつい頬を緩ませて見てしまう可愛いペット達。
もし彼らの言葉がわかったならば、「見るな!」と怒られたり、「もう死にそう」と泣かれたりするのかもしれません。