ペットを飼うには毎日世話をしなければいけません。エサ等にお金はかかりますし、種類によっては定期的に獣医さんにも行かなければいけません。もし時間とお金に余裕がないならば、焦らずに余裕ができてから飼いましょう。今すぐ飼わなければいけない理由を考えるよりも、飼う日を楽しみに貯蓄する方がお互いのためになるはずです。

どのペットを飼うか考えるときには、ペットの寿命も考慮しなければいけません。これから先、飼うペットの寿命年数の間、確実に飼い続けられるか考えてみて下さい。もし今独身であるならば、飼っている間に結婚するかもしれません。結婚しているならば、子供ができるかもしれません。環境が変わっても飼い続けられるかどうか、よく考えてみて下さい。
もし、お子さんが欲しがっているというのがペットを飼いたい最大の理由であるならば、もう一度考えてみて下さい。どんなにお子さんが自分で世話をすると言ったとしても、世話をするのは大人の仕事になります。大人が世話をできるかどうかを考えてから飼うかどうか決めて下さい。また、お子さんのいらっしゃる家庭ではペットの扱い方について大人が教えなければいけない場合もあります。初めてペットを飼う場合や、お子さんの年齢が低い場合です。どう抱けばいいのか、どう遊べばいいのか、そんな簡単なことばかりになると思いますが、子供にとっては大切なことばかりです。子供とペットが仲良くなり、お互いに好きになれるようにするためにも、何度も一緒になって教えてあげて欲しく思います。それにより親子の時間も作れると思いますので、手間はかかってしまうかもしれませんが悪いことではないでしょう。
ペットを飼う前に、飼えるのか、飼い続けられるのかと考えることはあなたにもペットにもいいことです。飼ってから困ることのないように、今のあなたに飼えるペットを時間をかけてじっくり考えるようにして下さい。種類を問わず、ペットというのは素晴らしい家族になります。あなたに合った、あなたとの暮らしを待っているペットを選んであげて下さい。