因みに熱帯魚に限らずにいえば、『魚』をモチーフにした切手が初めて発行されたのは、1866年にニューファンドランドから発行された『タイセイヨウダラ Gadus morhua』があしらわれたものが初めてだそうです。その後、各国から様々な魚の切手が発行され、なんとその数は1万点余りにもなるそうです。
中でも、一般に観賞魚として販売される魚種をモチーフにしたものも少なくなく、『ディスカス』『エンゼルフィッシュ』『ベタ』などの、私達に馴染みの深い魚たちも多く見られます。お気に入りの魚や、現在飼育中の魚の切手を探してみるのも面白いかもしれませんね。
それでは、美しい熱帯魚の切手をご覧下さい。
▲2002年 シンガポール発行 | |
ディスカスと美しい水草がデザインされた切手――― ディスカスは、南米原産の魚ですが、シンガポールをはじめ東南アジア各国で商業的な繁殖がおこなわれています。写真にみられるように、多くの品種改良をほどこされた美しい品種が存在するのが特徴です。 |
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さて、こちらは、インドネシアに分布する『レインボーフィッシュと水草』がデザインされたもの。 上 セレベスレインボー Marosatherina ladigesi 下 ハーフオレンジレインボー Melanotaenia boeseman 両種とも一般種と言えるほど普及はしてませんが、たまに専門店で見かけることができます。中性付近の飼育水であれば、容易に飼育できます。 |
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▲1994年 インドネシア発行 |
まだまだ続く!魚の切手。次ページでは、収集した切手の保存法をはじめ、お洒落なインテリアとしても通用するストック方法を紹介しています。