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飼い主のいない猫の迷惑を減らすために

飼い主のいない猫の迷惑を減らすために、ねこが好きな人も嫌いな人も一緒に取り組むことが理想的な活動につながるのではないでしょうか?黒澤泰先生の講演内容もご紹介します。

岩田 麻美子

執筆者:岩田 麻美子

ネコガイド

猫が悪いわけではないのです
猫が悪いわけではないのです

猫が好きな人、嫌いな人、双方で考えていきたい問題

前回の記事にも書いたとおり、まずはこれ以上猫の数を増やさないことが第一です。
猫が好きな人は猫が苦しむ姿を見ることが減り、猫が嫌いな人は猫の数が減ることで苦情が少なくなる、双方の願いはある部分では同じです。

今まで何もしないで猫が増えるがまま、ほったらかしにしてきた地域は、猫の数を減らすのに時間がかかります。
人も動物も同じ地域で、お互いに良い社会に住みたい、と願うのであれば、「猫の好きな人だけが何かをしなければ」というのではなく、全ての人が問題意識を持って、話し合い、解決に近付くための努力をする必要があるでしょう。

「あなたは猫が好きなんでしょう。好きな人がやればよいのよ」
「かわいそうと思うんだったら、あんたが飼えばいい」
不妊・去勢手術の為に捕獲活動をしていると、必ずといってよいほど、そのような言葉を投げかけられます。
自分の家のことだけでなく、自分が住んでいる地域全体を見渡す余裕があれば、もっと住みよい社会に変えることができるのではないかなぁ、と思います。が…、実際はそれを伝えるのもなかなか難しい状況の方が多いです。

猫の好きな人も、嫌いな人も両方が歩み寄ることはできないのでしょうか?
好きな人だけが何かをしなければ、という考えでは何も始まらないのではないでしょうか?

動物にはその動物を守るための法律が存在します。何故そんな法律が存在するか考えてみて欲しいのです。
人が人として生きていくために、なにもかもを否定するのではなく、そこにある存在をまず認めることからスタートしたい、それが人としての健やかな精神状態につながるのでは、と思います。

人と猫との共存を理想として…
人と猫との共存を理想として…

猫は人のそばで暮らすことを選んだ動物

猫は人のそばで暮らしている動物です。
人里離れた場所でも、環境によっては(数に限りがありますが)自立している猫もいるでしょう。しかし、人のそばにいる方が暮らしやすいと、学習した猫族は、人のそばで暮らすことを選んだのです。

人も猫に救われる瞬間があるのです
人も猫に救われる瞬間があるのです

続いて、「猫トラブル0を目指す地域猫活動について」→

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