あっという間に終わりました!
インジェクターのレバーを押すと針が下がり、中に入っているマイクロチップが押し出されて挿入する仕組みです |
針を見たときはドキドキしてしまいましたが、いざとなると、それほどの抵抗もなく、痛がる暇もない、といった感じ。
マイクロチップ挿入後も全然痛がりませんし、出血もありませんでした。
仮に直ぐシャンプーしても問題ないそうです。
これで、LA-LAには世界で一つだけのLA-LAの番号が入りました。
もし何かあって彼女と離ればなれになっても、どんなに様変わりしていても、この番号でこの猫は『LA-LAという私の同居にゃん』であると確認できます。
帰りの車の中で、私はLA-LAの保護者なんだなぁ~、と新たな責任感が生まれ、LA-LAとの絆がより深くなったように感じました。
こにゃんzにもマイクロチップ
生後2ヶ月の子猫には、全く抵抗なしで挿入できました |
我が家では、昨年11月に生まれた子猫たちにも、生後2ヶ月の1回目のワクチン時にマイクロチップを入れました。今後生まれてくるすべての子猫にもマイクロチップを挿入して、新しい飼い主さんのお名前で登録してお渡しする予定です。
順次、他の子にもライフチップバイオサーモを入れていく予定なので、少々お値段がはりましたが、リーダー(読み取り機)も購入しました。
実際に挿入機の針を見てしまうと、「痛そう」「可哀想」とちょっと引いてしまうかも知れません。猫によっては、痛がったりショックで飛び上がったりして抵抗する子もいるかもしれません。
病院に行くだけで怖がってしまう猫さんの場合には、軽い鎮静をかけたり、局部麻酔を使った上で挿入した方が安全な場合があるかもしれません。
ただし、生後2ヶ月の子猫に入れたときは、子猫に全く動揺が見られず、ワクチンの注射を打つのとほとんど同じ感じでした。
※一般的に、幼い時期の方が痛みには鈍いといわれています。
私は、ブリーダーとしてマイクロチップを入れて新しい飼い主さんにお渡しすることが、自分のところで生まれた子猫に対する責任や証明になるのではないかな?と思います。
マイクロチップは、生後2~3ヶ月の子猫の間、または避妊/去勢手術の麻酔がかかっている時であれば、本にゃんの負担が少なく行えます。
このマイクロチップの特集をお読みいただいたブリーディング(繁殖)をされている方、『子猫にマイクロチップを入れる』ことに積極的に取り組んでみませんか?
ペットショップで販売される猫にも、マイクロチップが入っていることが「常識」になれば、売る側も購入する側も、より一層の責任を感じることができるのではないでしょうか?
里親募集で引き取られる猫にも、引き渡し時にマイクロチップが入っていて、新しい飼い主さん名義で登録されることで、より絆が深く強くなるでしょう。
さぁ!マイクロチップを入れてみませんか!
今回のマイクロチップの特集にあたって、国内で使用可能なマイクロチップを販売している4社にメールでアンケートをお願いしました。
次回は、そのアンケート結果をまとめて掲載します。
それぞれのメーカーのマイクロチップに対する取り組み方や、マイクロチップの性能の違い、今後の展開やメーカーが考えるマイクロチップのメリット/デメリットなどなど…お楽しみに!
マイクロチップを入れよう!-その1-マイクロチップってどんなもの?
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<関連リンク>
苅谷動物病院
大日本住友製薬株式会社