■窮鼠猫を噛む
追い詰められたネズミは最大で最強の敵である猫であっても身を守る為に噛みついてしまう、と言う意味。弱いものも究極的に追い詰められたら何するか分からないという事の例え。喧嘩をしても相手に逃げ道を与えないとね。
■小姑一人は猫千匹
お嫁さんにとって小姑(旦那さんの姉または妹)は、猫の千匹分に匹敵するほど厄介であるという意味。誰ですか?それなら天国じゃない、なんて言ってる人は?
■雀の上の鷹、猫の下のネズミ
逃れられないピンチが起きた事の例え。また、下のものには妙に強気で、上のものにはへつらう性格の人の比喩でもある。
■手袋はめた猫はネズミをとらぬ
手袋をして爪を隠している猫は、(本来猫の仕事である)ネズミを捕れない。つまり体裁を気にしていては本気の仕事は出来ないと言う意味なのだが・・・体裁を気にしつつ、仕事も出来る方がカッコいいですよね。なりふり構わず髪振り乱して成功を収めてもなんか空しい気が・・・。
■虎を描きて猫に類す
画力のない人が虎を描いたつもりでも、出来上がってみたら猫になってしまった、と言う意味。分相応の事をしないと失敗するという事の例え。少年は大志を抱いてはいけないのか?・・・猫になってしまったら、どうして猫になってしまったのかを考えて、次は虎になる様に努力する、のが一番ですね。
■猫が槍をたてる
猫さんがおしりを綺麗にしている時の様子。後ろ足を槍に見立ててるんですね。見ようによってはヨットみたいだから「帆を立てる」という表現でもいい様な気もします。
■猫舌の長風呂
江戸時代にあったことわざ。熱いものが嫌いな人はお風呂も熱いのが嫌いで、ぬるい湯に入る為長風呂であると言う意味。ほんとかなぁ?#ちなみに私は猫舌気味でもありますが、猫手(熱い湯飲みなどが持てない)だからほんとかもしれません。もちろん熱いお風呂も苦手です。
■猫に鰹節
大好物を与える、という意味ではなく、全く油断ならない状況をさす。確かに猫に鰹節与えたら油断ならない状況になるのは確かです。