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・そのコのお悩みに応じて、フードとサプリメントをセットで提案
・ドッグフードを選ぶ時のポイント
愛犬に合った食事を、これが絶対いい!というものはない
トリミング&ペットホテル「ひなた屋」に併設されている「JUGEMU」。今後は、独立した形でのショップオープン予定もあり。(写真提供:「JUGEMU」) |
「うちのコに、どんな食事をあげたらいいのかしら?」、これは、飼い主であったら誰しもが悩み、迷うところですよね? ドッグフードがいいのか? 手作り食がいいのか? 半々のトッピング派がいいのか? その答えは、絶対にこれがいい!というものはない、というのがガイドの考えです。というのは、そのコの健康状態や、年齢、生活環境などによって、ベストと思える食事は、そのコそれぞれだから、ということです。かく言うガイドは、ドッグフード、手作りに限らず、安全だと思えるものは、いろいろなんでもあげる派です。
というのも、何かがあって病院やペットホテルに預ける時に、これしか食べられないとなると、持参するならともかく、預けた先でそれを用意してもらえないことも多いですし(特に手作り食の場合)、年齢がいって食の変化が出た時に、食材の選択肢が多いということは、食事の内容を切り替えていく際にもスムーズに体が受けつけてくれる、とガイドは考えるからです。その他、生きている以上、いろんな味・ものを味あわせてあげたいという、愛犬にとっての“楽しみ”という部分もありますが。もちろん、同じ銘柄のドッグフードで一生を通すのがそのコにとっていいと思われる場合には、それはそれでいいと思います。要は、ケース・バイ・ケース、犬それぞれだということです。
厳選したこだわりのフード
「犬の食事に関しては、日々勉強を重ねていかなければなりません」(フードアドバイザー小野仁敬さん)。 |
「フード持参でおいでになるお客さんが圧倒的に多いわけですが、それにしても、アレルギーを抱えていたり、どんなフード、食事を選んだらいいのかわからないという声がたいへん多くて、困っていらっしゃる飼い主さんが多いんだなぁ……というのが実感でした。ならば、そういった飼い主さん、そして愛犬達のために、少しでもお役に立てればと、食に関する知識をサービスの一つとして提供していこうと思ったんです」(小野さん)
それからというもの、やはりバランスのとれたドッグフードがベストという考えを基に、様々なフードを研究、調査。時に、メーカーに直接問い合わせ、その裏をとったり、メーカーとの勉強会を欠かさず、知識を蓄えてきた小野さん。
「何より、合成保存料や副産物を使用していないフードであることは大前提ですね。特に、犬が本来もっている力で健康を促すといった意味で、腸内環境をよくする効果のあるフードにこだわっています」(小野さん)
そのコのお悩みに応じて、フードとサプリをセットでチョイス
清潔感溢れる店内には、厳選されたフードやサプリメントが並ぶ。。(写真提供:「JUGEMU」) |
また、同店がこだわっている、もう一つのものがサプリメント類。例えば、ノルウェー産の海藻アスコフィラム・ノドサムと、メキシコ産のユリ科植物ユッカを主原料としたサプリメント“アルギチャンプ”や、腸内環境を整える働きのある“潤性蘇菌”などを扱っています。
「サプリメントというのは、健康を維持・増進させる効果が期待できるものであって、必ずしも必要なものではありませんし、効果にも個体差があります。が、そのコの健康状態によっては、プラスαに作用するケースも多々あり、お客さんのお話をお聞きしていく中で、フードと合わせて、そのコにいいだろうと思われるサプリメントもセットでご提案させて頂いてます」(小野さん)
そう、『JUGEMU』の特長は、フードと合わせて、サプリメントもセットでお勧めのものを教えてもらえる、というところにあるのです。
次のページでは、フード選びのポイントを。