まるで今にも動きだしそうなほど生き生きとしたフリースドッグ達。犬が好きだからこそ表現できる、その愛らしさと犬らしさ。 |
フリースドッグの生みの親、SINCOさん
フリースドッグの生みの親として知られるSINCOさん。ご自身ももちろん大の愛犬家。 |
どこからフリースドッグが生まれたのか? 犬の毛を混ぜて作れるということは、様々な想いを込めて愛犬の分身が作れるということ。では、その作り方は?
愛犬の四方山話から、フリースドッグの作り方まで、SINCOさんのお人柄が感じられます。
=Index=
・愛犬CJ君のお話
・「やばいほどの楽しさ」を多くの人に
・海外進出、そしてフリースドッグの楽しさ難しさ
・この先の夢
ベンジー似の、愛犬CJ君
愛犬のCJ君。「自分があって、ネコっぽいところがたまらなく可愛い!」とSINCOさん。 |
「元々ベンジーが好きだったんです。ベンジーみたいな癒し感漂う、ちょっと見しょぼくれた感じの犬と一度暮らしてみたいなぁ、と思っていたところへ出会ったのがCJでした」(SINCOさん)
実は、それ以前にCharlie君というゴールデン・レトリーバーと暮らしていたSINCOさん。初の大型犬との生活は家族の中に大きな幸福感を生みましたが、残念ながら10歳になる直前、Charlie君は心臓病を患っていたこともあり、突然この世を去ってしまったそうです。
あまりの悲しみとショックで体調を崩してしまったご両親。SINCOさんはそんなご両親を心配し、ご自身の気持ちの整理もつかぬままに、新しく家族となる犬探しに奔走しました。プチバセという犬種はそれまでご存知なかったようですが、縁が縁を呼び、ある日気がつくと、目の前に一頭の子犬が。
SINCOさん曰く、CJ君は「Going My Wayタイプ。いるのかいないのかわからないような雰囲気ながら、しっかりした自分を持っているところなど個性的なフランス人のようです」と。
次のページでは、CJ君の毛を実際に使ったフリースドッグの写真も。