どんなフードでも食べられるようにと、その日の気分で手作り食メイン派に

凛雫ちゃん(シェットランド・シープドッグ、15歳)
散歩より食事が楽しみな(?)凛雫ちゃん。
Dさん(自由業/40代)
凛雫(シェットランド・シープドッグ、15歳、♀)

A1:
「一時、病気のために食べ物をほとんど口にしなくなり、危険な状態となったことから、少しでも食べられるものをと手を尽くしました。しかし、結局それが偏食へと繋がってしまいました。入院など何かあった時のことも考えて、今度はそれを直すため、どんな種類のフードでも食べられるようにしようと思ったことが、現在の食事スタイルとなっています。加えて、元々手作り食で育ったせいか、フード類を食べるとお腹の調子が落ち着かないこともあったので、胃腸をもっと強くしたいという意味もありました」

凛雫ちゃんのお食事
いろいろなものを食べさせることで好き嫌いを克服、お腹も強くなったようだと。
A2:
「完全手作り食の日もあれば、ドッグフードの日もあります。手作りの時は、牛や豚、レバーなどの肉、タラやマグロなど魚類、大根など茹でた野菜、チーズ、ゆで卵の黄身、パスタやうどんなど麺類、小魚や鰹節、リンゴや梨、ミルク、ビタミンEなどを。ビタミンEは老化予防、また特に長毛犬にとって皮膚や被毛の健康を維持するにも効果があるので。ドッグフードは結構種類を替えます」

A3:
「なるべく凛雫自身が楽しんで食べられるものを。そして、消化がよく、お腹を安定させてくれる食材を使い、フードは極力安全性の高そうなものを使うようにしています」

ガイドから一言:
犬にも食べ物の好き嫌いが見られることはあります。病気など、体調が思わしくないような理由でない限りは、食べないからと次々にいろいろなものを与えると偏食に繋がってしまうこともあるので、注意してください。栄養バランスには少々苦労するかもしれませんが、もしもある食べ物に危険性をはらむ物質が入っていた場合、いろいろな食べ物を与えることは、それらが体内に蓄積されることを予防するといった観点からも有効です。

愛犬にあっているから、ドッグフード(ドライ)派に

侑蘭君(チワワ、11歳)
侑蘭君にぴったりのフードを見つけるまでにはそれなりの時間もかかったよう。
Eさん(販売業/50代)
侑蘭(チワワ、11歳、♂)

A1:
「2才頃まで下痢をしやすく、食事量も不安定だったので、いろいろなフードを与えました。今のフードにしてからお腹の状態や食欲、体重も安定しているので、8年間ずっと同じものを与えています」

侑蘭君のお食事
決まったものを与えることで体調を安定させることができる。
A2:
「ラムと玄米を主体としたドライフードに、年齢と共に減少する栄養素を強化したシニア用のドライフードをプラスして与えています」

A3:
「2歳頃、ひどい下痢に苦しんだ時期があったので、だいたい決まった食事やおやつをあげるようにしています」

ガイドから一言:
食事内容を一定のものにすると、体調を安定させることができます。特に胃腸が弱い子や、お留守番の長い子、そしてお出かけの時などには向いていますね。ただし、同じものしか食べないわけですから、その分、栄養や安全性の面を考えてEさんのように納得できるものをチョイスしてあげましょう。

自分のライフスタイルと愛犬の状況を見てフード選びを

現在の食事内容にしているきっかけ、理由、考え方はさまざま。愛犬の健康を守ってあげられるのは私達飼い主です。愛犬の年齢や状況、自分の生活環境など諸々の要素を考えて、自分なりにベストだと思える食事をチョイスしてみましょう。

愛犬のフード選びのポイントを最後に再びまとめました。

■ 愛犬の年齢、健康状況、そして自分の生活スタイルなどを考慮する。
■ 食事内容の安全性について考え、比較検討する。
■ 時々は健康チェックをする。下痢や食物アレルギー、肥満、糖尿病など食の影響が何らかの形で体に出ていることもあるので、食事内容を見直す必要もあります。
■ 考え過ぎないこと。計算どおりにはいかないのが生き物。楽しむ気持ちも忘れないように。

幸せなことに、一昔前に比べてその選択肢はたくさんあります。あなたの愛情というスパイスがあれば、きっと愛犬も大満足のはずですよ!


■関連サイト
ペットフードの表示に関する公正競争規約・施行規則 (PDFでダウンロードできます)
犬のカロリー計算(獣医師広報板)
ドッグフード・おやつ・レシピ

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。