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犬と楽しむ山間の村と花貫渓谷(2ページ目)

犬連れ常陸の国紀行の第2弾は、竜神ふるさと村と、水府から高萩に向かうコースの途上にある花貫渓谷、そして宿のある高萩市のレポートです。

執筆者:坂本 光里

花貫渓谷でオゾンをどうぞ!

土岳周辺の山道、杉林が美しい 続いては水府町を出て宿のある高萩に向かう山道ですが、じつはここがけっこうおすすめのドライブコースでした。国道461号で堅破山・土岳などの山々を抜けていくのですが、きらきら光る美しい杉林を過ぎるとやがて花貫川~花貫ダムに沿って走ることになり、途中には花貫渓谷や花貫ふるさと自然公園があります。

そこでちょっとだけ花貫渓谷を歩いてみることにしました。かなり日が陰ってきましたし、渓谷ですから日陰で涼しいかな、と。思ったとおり花貫渓谷はすごく小さくてかわいい渓谷で、だけど思わぬところに汐見滝橋と呼ばれる80メートルの木の吊り橋や滝もあって、散策にはもってこいの場所でした。眼下の流れ落ちる滝や小さな淵では、子どもたちが水遊びに興じています。

新緑の清冽な香りと清流の瀬音、心が洗われるような気がしますねー。足元はちょっとジメっとしていましたが、アッシュもハービーも、自然の清涼な空気を吸ってリフレッシュ。先頭に立ってトコトコと吊り橋を渡っていきました。

吊り橋から約300メートル行くと広葉樹が林立する小滝沢キャンプ場。そこには、なんとセントバーナード連れの先客が…しかもまだ2カ月という子犬まで一緒に連れられて来ていました。まだおっぱいを追いすがる赤ちゃんだというのに、すでにサイズはアッシュ並み。12歳のオジン犬アッシュは、なんだこれは!という感じでけっこうビビっていました。

時計を見ると早くも午後の4時。オゾンたっぷりのすがすがしい山の気を胸いっぱいに吸い込んで、活力を取り戻したわたしたち一行は、セントバーナードの子犬に別れを告げ、今夜の宿をめざして山を下ることにしました。

花貫渓谷のガイドサイトはこちら
 http://www.jalan.net/kanko/SPT_176613.html

じっくり歩きたい風情のある町

大きな蔵のある純和風の家が並ぶ 高萩は地図で見ると小さな町ですが、いたることろに黒塀に囲まれたお屋敷が建ち並び、江戸時代の豪農住宅として知られる寄せ棟造りの穂積家住宅などの文化財もある由緒ある町のようです。
夕方の散歩には早かったのですが、わたしたちもアッシュ&ハービーを連れて、すこしだけ町を歩いてみました。黒塀に沿って歩くと、三体の小さなお地蔵さんが並んでいたり、清流の流れる小川が町中にあったり、村落らしい火の見やぐらが残っていたりと、なかなか風情のある散歩コースです。

そう思っていたら、どんどん犬を連れて散歩する人が増えてきて、あれあれこの町でもしっかり愛犬家たちが暮らしているんだなあと実感させられました。できればもう少しじっくり歩いてみたかったのですが、犬たちも歩き疲れているうえ腹ペコ状態なのはわかってましたから、宿のある上手綱に向かうことにしました。

高萩市のガイド
 http://www.city.takahagi.ibaraki.jp/
竜神峡と美味しいおそば情報
犬と和風旅館に泊まる愉しみ

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今度はぎしぎしと揺れる木の吊り橋
キャンプ場に着いてほっと一息、お水がおいしー!
迫力満点のセントバーナード
だけど子犬はこんなにかわいい
釣りは禁止なのに釣り客が多かった花貫ダム
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黒塀の続く町並み、いたるところに小川が流れる
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。

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