/犬関連情報

三鷹にできたペットマンション(2ページ目)

犬OKのマンションはたくさんありますが、犬がいないと入れないというのは初めてではないでしょうか?ここは犬を飼うのを前提として生まれたトリミング、ペットホテル、そしてドッグラン付きマンションです。

執筆者:坂本 光里

考え抜かれた犬仕様とデザインの融合

 
住居のエントランスホール、3層分の大きな吹き抜けはド迫力!

住居にはエントランスのある東側から入ります。そこには3層吹き抜けになったエレベーターホールがあり、これがけっこう迫力ある高さ。人の出入りも一目でわかります。もちろんエレベーターは犬もOK! 誰にも遠慮することなく、使うことができます。
もし雨上がりの道で足が汚れた場合には、駐車場側から入れるペットホテル脇に足洗い場がありますから、そこで洗ってからということになります。

雨の日は足を洗ってから入ってね

肝心のお部屋ですが、こちらはメゾネットの2LDKタイプとやはりメゾネットの1LDKタイプ、それにフラットの1SLDKと1DKがあります。
まずは2-3階のメゾネット2LDKタイプを見ていきましょう。玄関脇にはちゃんとリードフックが…そうそう、その前に玄関はカードキーになっていて、建物玄関のオートロックも各戸のドアもこれを使うことになるのですが、なんとエレベーターはそのキーの所有者の入居階にしか停まらないそうです。これならセキュリティーも万全ですね。

室内にもあるリードフック、部屋はカードキーで入る

玄関には小さな土間、
犬の足を洗ったり拭いたりするのに便利、奥は寝室

2LDKは入って正面がベッドルーム。玄関には収納があり、そこにはケージがすっぽり入るスペースがつくってあります。もちろん、ふだんは好きな場所で遊ばせればいいわけですが、寝るときだけはここと決めることもできます。

玄関にはケージを入れる場所を設置、
使う使わないは入居者の自由

2LDKとはいっても、デザイナーズマンションの多くはドアのない一室空間ですから、犬だけを閉め出すわけにはいかない。犬がいるとまずいような用事があるときには、ケージで静かに過ごしてもらえるようしつけておくのはいいことです。さらにうれしいことに、ここにはスロップシンクが備えられ、汚れた足を洗うことができるようにもなっています。

らせん階段を使って降りると大きなリビングが…

ベッドルームの床は、犬の脚にやさしいシートが張ってありました。心憎い配慮!
らせん階段を使って2階に下がると、そこは大きなひとつの部屋。間仕切りがあっていちおう個室をつくれるようにはなっていますが、ふだんは開けておくことを提案されているようです。お子さんがおられるとか、お客さんが泊まられる機会が多いお宅向けということでしょう。素敵なRのついた円弧の壁の向こうは水回り。バス・トイレが収まりよく入っています。ここでも床は犬のために考えてコルクタイルが使われていました。

曲面のある壁がデザイン的、奥行きが感じられます

-->>続いて他の部屋もご案内いたしましょう!

  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます