<目次>
離婚か?修復か?浮気現場に乗り込む目的とは
撮ったけど、この現実はあまりにツライ……
さて、ここでその現場に乗り込むか、否か。なかなかきわどい話ですが―その前に考えておかなければならないのが、もう浮気の事実は明白なので離婚をしたいのか? それとも浮気相手とはきっぱり別れ家庭に戻ってきて欲しいのか? どちらなのか、ということ。離婚か、修復かで、乗り込む目的が変わってきますし、乗り込まず解決したほうがいいこともあるのです。
離婚したいのなら証拠をとるのを目的として乗り込む
既に離婚の意思が固まっていてパートナーの不貞行為を事由とし離婚しようというのなら、その確たる証拠を手に入れるために乗り込みます。調査会社に依頼するか、または自分で行ってもいいでしょう。ICレコーダーや、カメラ、ビデオカメラでそのときの会話や画像、映像を撮ります。以前、夫と愛人の密会現場に妻と妻の母親で乗り込んだ話を聞きましたが、夫と愛人があまりに冷静で開き直っているので母娘でつい逆上し、近隣の部屋の人に迷惑をかけてしまったということです。身内に付き添ってもらうと感情的になりがちなので、あくまでも冷静な第三者に付き添ってもらうのがよいでしょう。
キッパリ修復の意思表明するのが目的で乗り込む
壊れなくてもいい家族なんだもの。負けないわ……
H美さんは愛人と夫の前で、「私はこんなことがあっても、夫を愛しています。この子たちもパパのことが大好きで必要としています。夫と別れる気は断じてありません。ですから、あなたが夫と別れてください」。
後日、愛人からは謝罪と別れたという内容の手紙が届き、夫は家庭に戻りました。H美さんのようにはいかない結果となる場合もあるでしょうが、ここ1番、肝を据えて対決してみると、結果はどうあれ、やるだけのことはやった、と割り切れるものです。
離婚でも乗り込まずして解決する
離婚よ!あなたといるほうが不幸だと気づいたから
このケースが予想されるなら、やはり証拠がとれるうちにとっておくに越したことはないということは1つ言えます。
精神的にタフではない人は修復したいなら現場以外の場所で話し合う
修復したいと思っているのに、自分で乗り込んでしまったり、調査会社の赤裸々な事実の結果報告に触れてしまうと、精神的なダメージが大きくなり例えパートナーが戻ってきても、結局うまくいかなくなってしまうことがあります。つらい現実が目に焼きついたまま離れず、プライドがずたずたになり、嫉妬や憎しみ、恨みなどの負の感情に苛まれ、なかなか前向きになれずパートナーを心の中ではいつまでも許すことができず、苦しみ続けてしまう―。浮気の現実があったことはわかっていても、目の当たりにしていないほうが、修復する場合はよいのです。
乗り込むか、否かは、ケースバイケース。乗り込んだ場合は修羅場です。常軌を逸す可能性のあるかたは絶対やめたほうがいいでしょう。あくまでも冷静な話し合いが目的です。
兎にも角にも、まずは離婚か修復か自分の中で、しっかりみきわめることが先決です。
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