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浮気する・される心理とは……パートナーをけなすのはNG!

今回は、浮気する・される心理についてお話いたします。もし、いつもパートナーをけなしていたら? あなたは浮気をされてしまうかも? パートナーは自分の価値を認めてくれる相手を見つけることで、プライドを取り戻すしかなくなるのです。

岡野 あつこ

執筆者:岡野 あつこ

離婚ガイド

<目次>

浮気する・される心理とは?

浮気する・される心理とは

私のこと、そんな風に思ってくれるの?

離婚カウンセラーの岡野あつこです! 今も昔も変わらず1番多いのはやっぱり浮気の問題。1番変わったのはビジネスも恋愛(浮気)も、連絡手段がケータイやITの進化によってとってもスピーディーに、便利になったことでしょうか?

便利になった分、軽く浮気に走る人も増えているようです。特に妻の浮気が増えました。以前なら浮気されて泣くのは妻だったのが、現代では男女平等時代よろしく、夫が泣くケースも珍しくも何ともなく、当たり前です。浮気をされてしまうケースの中で、「パートナーをけなす人は浮気をされやすい」ということは1つ言えます。
 

認められたい! 愛されたい!

夫も妻も、1番自分をよくわかってくれていて、自分が愛しているパートナーには、認められたい・愛されたいと思っています。それなのに、口を開けば相手への不満や文句たらたら。挙げ句の果てに、「どうしてあなたは○○なの? バカじゃないの?」「どうしてキミは○○なんだ? アホか?」と、けなす。これでは家庭は安らげない文句を言われて気分が悪くなる場所、とインプットされてしまいます。

さらに、見つめ合うことも、スキンシップもキスもセックスもない―。パートナーにとって自分は何なんだ? ただ金を運んでくるだけの存在か? ただ家事をするだけの存在なの? などと考えてしまう。パートナーの言動や態度が原因で、自信を失くしてしまうと、何とか自信を取り戻したいと思います。パートナーが認めてくれない・愛してくれないなら、他の誰か、誰でもいいから、認めて欲しい・愛して欲しいと願うわけです。
 

けなされた挙げ句、セックスもお預けだと?

俺、キミと話していたら何だか勇気と自信が湧いてきたよ

俺、キミと話していたら何だか勇気と自信が湧いてきたよ

パートナーにけなされ精神的ダメージを負った挙げ句、セックスレスで肉体的満足をも得られない―。自信喪失状態。自分の存在意義とは何なんだ? こんな時、少しでも好意を示してくれる人がいると、「この人なら、自分のことを認めてくれるかも?」と思います。恋の始まりは刺激的。自分を褒めてくれる。思いが通じ合う。手をつなぐといったスキンシップに始まり、情熱的なキス、そして―。もう戻れない。完璧な浮気です。

■パートナーにけなされている人が浮気をする理由
  • 相手は自分に興味を持ってくれる
  • 相手は異性として見てくれる
  • 相手は自分を褒めてくれる
  • 相手は優しくしてくれる
  • 相手は尊敬・尊重してくれる
  • 相手は言葉や態度で愛情を示してくれる
  • 相手は自分を高く評価してくれる
このように、パートナーの態度によってすっかり自信を失っていたのに、浮気相手に認められることで、プライドを取り戻すことができるのです。そして、けなされてばかりで、どよーんとマイナスエネルギーを発していたのが、褒められて自信をつけてプラスエネルギーを発し輝くことができるようになるのです。
 

けなし言葉は封印してパートナーを大切に

言わなくても分かっていると思い、褒め言葉などのよいことは口に出さず省略してしまいがち。逆に悪いことはすぐにでも直して欲しいものだから、ついついガンガン口に出して、反論されようものならカチンときて、余計な「けなし言葉」まで出てしまうんですよね。わかりますけど、これではいけません。

「ついついパートナーをけなしてしまっていたかなぁ?」という方は、いつパートナーに浮気をされてもおかしくない状況にいると思ってください。そして、浮気をされたくなかったら、今すぐけなすのを止めて、上の箇条書きをパートナーであるあなた自身が実行してあげてください!

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