直らない……夫の悪癖どう改善する？(2ページ目)

子育ては夫婦の役目、夫育ては妻の役目!?

完璧な夫なんて世界中どこを探してもいない

結婚してからわかること、つまり朝から晩まで一緒に生活してみないとわからないこと、というのはどうしてもあります。夫の悪癖を挙げ連ねて、「離婚」という手段で解決するなら、何回結婚しても結局離婚をすることになるでしょう。

そんなエネルギーを使うくらいなら、目の前にいる夫の悪癖を改善する方がどんなに簡単なことか知れません。夫のことがイヤでたまらなくなったら、とにかく以下の方法を試してみてはいかが？

■夫の悪癖を改善する方法

• とにかく改善するまで何度でも伝えていく
  １回、２回言ったくらいでは、夫は妻が本気で変わって欲しいと思っているなんてわかりません。数回言って直らないと妻はあきらめてしまいがち。ここで言うのを止めてしまうと夫は「あっ、別にいいのか。大したことじゃなかったのだな」とますますいい気になってしまいます。夫が変わるまで、しつこく、あきらめず、何回でも伝えていきましょう。
   
• 変わって欲しい点について評価を与えてしまう
  「男前だしとっても感じのいいご主人様で羨ましいわって、ご近所の奥様方の間で評判になっているわよ」「私の両親が、あなたのこと本当に気に入っていて、『娘を嫁にもらってくれて感謝している。今日も一緒じゃないのか。たまには顔を見たい。今度こそ連れて来ておくれ』っていつも言うのよ」と、他者からお褒めをいただいた、などとして伝える。因みに私の元夫はこの作戦で「愛想のよい旦那さん」へと変貌。
   
• 「どんな時も子どもに尊敬されるパパでいて」とお願いする
  「子どもたちがね、『大きくなったらパパみたいになりたい』って。いつまでも、そう言ってもらえるような、子どもたちの憧れのカッコイイパパでいてね」などと、伝えていく。夫は子どもたちの手前、尊敬される立派なパパであり続けるために、だらしないこともいい加減なこともできなくなる。
   
• ちょっとでも家事や育児をしてくれたときは感謝の言葉をかけて褒めちぎる
  例え作ってくれたのがヤキソバでも、「ありがとー！ 美味しかった。何て言うか、絶妙な美味しさだったわ。料理の才能あるのね！」と必ずや褒めちぎる。洗濯でも掃除でも、妻から見たらよい出来ばえとは言えずとも、とにかく感謝し褒める。そして「あなたは世界一の旦那さまよ」と言いましょう。夫も子どもと一緒で、褒めて育てるのが効果大です！

相談者がもらす離婚を考えるもととなっている夫の悪癖、夫への不満。離婚までは考えないけど「あー何であなたって人は……」と考えてモヤモヤ、イライラ。このような妻たちに聞けば、夫にその悪癖を止めるよう伝えていなかったり、何度か言ったけれど変わらないからあきらめた、という方がほとんど。

いい大人になった人間を今更変えるのは難しいということなのかも知れませんが、人間は心から変わろうと思えば、変われるものです。子育ては夫婦の役目ですが、夫育ては妻の役目。この夫を選んでしまったのですから、根気強く夫の悪癖が改善するまでがんばりましょう！

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