まず離婚をすすめない私が離婚をすすめるとき

夫婦の話し合いには第三者が必要なことも

離婚を思い描いたときには、どうすればいい?

離婚・カップルカウンセラーの岡野あつこです。さてこの私のページに辿り着いたあなたは、今離婚の二文字が頭をよぎっておられる方ですね? 私はカウンセリングに訪れる方に相談されて、「離婚した方がいいですね」と言うことはまずありません。

今までで離婚を勧めたのは、完全に人間として生きていく上でのルール違反を相手がしている場合 のみです。直らないギャンブル癖、借金癖、命への危険が伴うほどのDV、不倫は不倫でも妻帯教師が生徒(商品)に手を出したというような人としてあるまじき行為をしている悪質なパターン。

自分ひとりで生きていてルール違反を犯すのは結構。自分ひとりで責任取ればいいのです。でも配偶者がいてルール違反をしたら配偶者にも大迷惑をかけることになります。自分の行為によって配偶者が苦しむことになる。そういうことを考えられないのは愛がない証拠。

愛もなくてルール違反もし、相手に迷惑をかけるような人間と一緒にいては、人生めちゃくちゃにされてしまいます。この場合、愛情が残っている場合でも、「どんなに好きでも断ち切らないといけないときって、あるのよ」とアドバイスします。とはいっても、最終的にはご本人の判断ですが。
 

性格の不一致で離婚するのはもったいない

離婚調停申立て理由の第一位は「性格の不一致」ですが、もともと性格が一致していたから結婚したわけではないですよね。性格の不一致とはお互いの気持ちのズレや行き違いか、性の不一致なのです。

好きで結婚した二人。それなのに、ほんの少しの気持ちの行き違いが積もりに積もってとうとう離婚に至るなんて、私は見ていられません。どうしてこんなになってしまうまでに、話し合いをして解決しなかったの? と相談者に尋ねます。すると返ってくる答えが、「一度言っても、わかってくれない人に何度言ってもムダだからあきらめました」「言うこと自体ストレスになるから」。

改善されなかったら、何度でも言わないとダメです。小さな子どもは「これはいけないこと」と、一度言われたらすんなりと入っていきます。でも、オトナになってしまうと、なかなか難しいのです。だから、亭主・妻というオトナの教育は子どもの躾より難しいといえるのです。でも、結婚したからには、それは乗り越えないといけないと思うのですよ。お互い「つれあい」として責任を持って。でも、一度こじれてしまうと誰かが間に入らないと、修復は難しい場合がほとんどです。
 

夫婦の話し合いには第三者が必要なことも

昔はこんなときのために仲人がいました。ところが、今は仲人がいても、そこまで夫婦間に介入して世話を焼いてくれるような場合は稀です。そこで身内が間に入ると、どちらかの味方になったり、非常に主観的な見方をするので、ますます話がややこしくなったりします。この場合、一番いいのが日頃二人とは全く関係のない第三者である夫婦問題の専門家に頼むのが一番となってきます。

例えば、私がやっているような夫婦関係修復のためのカップルカウンセリング。離婚寸前までいった夫婦が何故第三者と話し合うことでやり直せるのか? それは、二人が生活の中で当たり前になって気づかなかったことに気づかせられるからです。人間当たり前のことに人は感謝する気持ちを忘れてしまうもの。離婚したらどんな生活(生涯)が待っているのかシミュレーションしてみると気づかなかったものが見えてくることもあるでしょう。

仲違いが起こるからには必ず原因があります。原因をはっきりさせて取り除く努力をしていけば、また元の新婚時代のような新たな気持ちでお互いを知り尽くした上でのベストな夫婦関係を再構築できるのです。

そして、もう一つは家庭裁判所の夫婦関係調整調停の申立てをする。離婚したい場合だけでなく、やり直したい場合にも調停ができるのです。家庭裁判所に出入りするのがどうしてもいやな人はやはり民間のカップルカウンセリングを利用するのがよいでしょう。

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