毎日の憂鬱の原因は夫との趣味の違い
毎日肉だと言う夫。でも、肉や乳製品を食べ過ぎると血中コレステロールを増やし動脈硬化につながり……
例えば、観たいTV番組が違う……。妻は朝からある「ドラマ」を楽しみにしていた。できれば、夕食の後片付けも済ませて、夫とゆっくり一緒に観たいと思っていた。ところが……。夫は「ドラマなんて作り話だろ? そんなもの観ても何の役にも立たないぞ。俺はドキュメンタリーを観るんだ」と言いさっさとチャンネルを替えてしまう。
食事メニューの嗜好が合わない……。身体をつくる毎日の食事はとても大切。だからこそ、妻は健康を一番に考えた栄養バランスの優れた低カロリー高タンパクの和食中心の食事を一生懸命作っている、というのに……。夫は毎日ステーキでもいいというくらいお肉が大好き。加えてバターや生クリームを使った洋風メニューばかり食べたがり、それ以外のメニューだと文句をいい機嫌が悪い。
服の趣味が合わない……。夫はトラッド系で、妻には同じくトラッドかフェミニンなコンサバ系を求めている。でも妻はセクシーでゴージャスな艶女・NIKITA女で、夫にはちょいワル・LEONして欲しい……。
こんな趣味の違いって、日常の些細なことかも知れませんが、これによって気分が悪かったり憂鬱の原因になっているのだとしたら、よいことではないですよね。夫婦の生活は、今後も一生続いていくのですから、少しでも解決できるものなら解決していきたいところです。では、どうしたらよいのでしょうか?
趣味・嗜好の一致が望ましい事柄については、互いに協調して
あなたの好みだけじゃなくて、健康を第一に考えて食事は作ります。
■夫と趣味が合わないときは?
- 自分が夫に合わせる
- 夫に合わせてもらう
- 夫の趣味を根気強く変えていく
■TV番組の趣味が合わない
まずは自分が夫に合わせます。夫が「ドキュメンタリーだ」というのなら、「いいわ。でも、今度は私に譲ってね」と可愛く、潔く、夫に譲ります。自分が観たいドラマは録画して、夫がいないときにゆっくり観ましょう。そして、次の機会には夫に合わせてもらいます。
■食事メニューの嗜好が合わない
夫の健康がかかっているので、これは夫の嗜好を変えていく及び意識改革を促していくしかありません。食事作り&健康管理の担当が妻であるなら、「私には、あなたの健康な身体を維持する責任があるの。だからあなたの好きな偏った高カロリー食を毎日食べさせるわけにはいかないのよ。もし食生活習慣が原因であなたが病気になったら、あなた自身も私も家族みんながツライのよ。だからあなたの大好きメニューは週1回にしましょうね」などと言い続け、洗脳していきます。
■服の趣味が合わない
本当はコンサバ系がキライな妻でもスーツの夫とお出掛けの際は、自分なりにこのくらいまでなら、というラインで夫に合わせる。でも、別の日には、自分の好きなスタイルに夫に合わせてもらう。夫にして欲しい理想のメンズ・ファッション誌を買って「このコーディネイト、ステキじゃない?」などとさり気なく洗脳する。何から何まで趣味がピッタリ合う夫婦など、まずいないでしょう。趣味の違う相手の個性を認め尊重することも大事です。でも、パートナーとして一緒に生活する以上、趣味の一致が望ましい事柄については、相手に合わせたり相手に合わせてもらったりしながら、互いに協調し合っていくしかないのです。相手がなかなか合わせてくれないなら、あの手この手を考えて工夫し、少しずつでも相手を変えていくということに根気強くチャレンジしてみましょう。
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