離婚/離婚関連情報

視点を変えてみよう 離婚は幸せになるための手段!

「離婚した」というと、「離婚」に全く縁のない人は、眉をひそめて「不幸ね」という感想を聞かせてくれたりします。しかし当事者は「えっ? 何で?幸せになるために離婚したのに」と意外な感じを受けるわけです。

岡野 あつこ

執筆者:岡野 あつこ

離婚ガイド

皆様、こんにちは! 夫婦問題カウンセラーの岡野あつこです。さて今回は、『幸せ離婚』について考えてみましょう。

「離婚した」というと、「離婚」という言葉に全く縁のない人は、眉をひそめて「可哀そう」「不幸ね」「今がどん底ね」などという感想を聞かせてくれたりします。ところが、当事者は「えっ? 何で? 結婚生活が不幸だったから、幸せになるために離婚したのに」と意外な感じを受けるわけです。



そうです。離婚は不幸になるためにするのではなく、幸せになるためにするものなのです。離婚して不幸になるくらいなら、まだもう少しマシだった結婚生活に耐えているべきだったというわけです。「離婚」にたどり着いた時点では、「どん底」からは一気に、かなり上まで上昇していると言えるでしょう。

さて、このサイトをご覧になられているあなたは、今、別れるべきか、思いとどまるべきなのか、迷っておられるかも知れませんね。今の結婚が本当に不幸で、離婚したら今より幸せになれるという確信が持てるなら、離婚への準備を着々と進めていくべきでしょう。

○後悔しない『幸せ離婚』への3つの掟

離婚を決意したら、心の準備と経済生活の準備を始めましょう。以下の3つの掟を参考にされてはいかがでしょうか?

掟1 離婚後の生活をシミュレーション

離婚をした後のさまざまな環境の変化について、シミュレーションしてみましょう。「離婚企画書」のようなものですね。

「住む場所」「両親との関係」「子どもとの関係」「別れる相手との関係」「子どもの学校・塾・習い事」「仕事」「収入」「当面の生活費」など、思い浮かべて書き出してみましょう。離婚すること自体にエネルギーを注ぎ、いざ離婚成立となったらどうしていいかわからない! というのでは幸せにはなれません。

例えば、ただ漠然と母子家庭になれば、保育園も優先的に入れるはずだと思いこんでいたら、就職が決定しているという証明がないと優先順位は低くなってしまうということがあります。子どもを預けなければ就職活動はできないのに、保育園にも入れられず身動きがとれなくなり困ったという話はよくあること。保育園・学童保育の待機情報や募集時期など離婚後住む場所での状況を把握しておいた方がいいですね。(次のページに続く)

関連サイト

離婚後の生活を楽しむ方法
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