自分から離婚を決めたのに後悔……逃げ道離婚に注意

自分から離婚を決めたのに後悔

自分から離婚を決めたのに後悔

皆様、こんにちは! 夫婦問題カウンセラーの岡野あつこです。夫婦って上手くいっている時は、「本当にこの人と結婚して良かった。幸せだ」とお互いに思うもの。特に新婚の3年間くらいは、毎日一緒でラブラブで、もう怖いくらい。この幸せが一生続きますように。ねぇーっ!!」なんて語り合ったりしていたかも。今まで別々に暮らしていた二人が同じ屋根の下に暮らすことは新鮮で、楽しいに違いないです。でもそれも3年も経てば当たり前のことになってしまい、新鮮さも消えてしまいます。

そして、自分のパートナーだからこそ、自分にとってはあらゆる面で100%、でいて欲しいのに、これはちょっと違うな、っていう不満が出てきます。隣のうちの亭主や奥さんならどうでもいい。でもいつも目の前にいて、世間からは一対の夫婦として認識される自分のパートナー。だからこそ、許せない、我慢できない、何とかして欲しい、どうにもならないなら別れるしかないのか? と思ってしまうわけです。

ちょっと余談で、怖い例え話ですが、全殺人事件の42.6%が親族間で起きているそうです。これも身内だからこそ、もっとも近い相手だからこそ、もし凶行に至るエネルギーが憎悪だとしたら、それが強いということになるわけです。

でも、どんなに気に入らないことがあっても、殆どの夫婦が無理矢理くっつけられた訳ではなく、沢山いる男女の中から、たった一人唯一無二のお互いをそれぞれ自分自身で選びとった訳です。問題が持ち上がったからといって、思い通りにいかない現状からただ逃げたい一心で、離婚を決めてしまっていいのでしょうか?

私は、それを「逃げ道離婚」と呼んでいます。逃げ道離婚をした人は、後で必ず後悔します。畑に種を蒔いたら作物が育ちますよね。その間雑草が生えてくれば、抜いてあげなきゃならない。実が沢山なったら間引きもした方がいい。そうやって、1つ1つ何かが持ち上がってクリアしていくことは大変だけど、その分いい作物が実り収穫できる。

一方、種は蒔きました。でも、雑草が生えても大変だから放置する。実も間引いたりして面倒をみなかったので、いい作物は穫れなかった…。例え、パートナーが浮気して、という苦境にあったとしても、パートナーを取り戻す努力もしないで、怒りに任せて離婚届に判を押してしまっては、後で悔やんでも悔やみ切れません。

夫婦関係を修復していくにしても、離婚の道を選ぶにしても、最終的に幸せにならなければ意味がありません。では、自分自身が一番良い道を選ぶためにはどうしたらいいのか、ここにヒントを挙げましょう。
 

「とどまる勇気」も必要

大きな問題を抱えてしまった場合、結婚生活を続けていくのは非常に辛いですね。でも、離婚してたった1人で生活していくことと、結婚生活を比べた時、ほんの僅かでも結婚生活を続けていく方にメリットがあると思えるなら、踏みとどまる勇気を持って下さい。そして、どうしたら問題が解決出来るのか、あらゆる方法を試して最大限の努力をしてみて下さい。また、とどまりながら、幸せな離婚が出来るように準備をしていくという道もありです。
 
A子さんは、旦那の浮気を知って大ショック。どちらかというと、旦那にベタ惚れされて結婚した訳ですから、まさか結婚してたった1年で浮気されるとは思ってもみなかったのです。A子さんは独身時代モテモテでしたから、プライドも高く「なんで、私がこんな思いをしなければならないの? 」と気持ちが収まりません。旦那は平謝りに謝りましたが、もうどうしても許せません。A子さんは、実家に帰り調停にかけて4カ月後に僅かな慰謝料を貰って離婚しました。

ところが、失ってみて初めて元旦那のことを本気で愛していたことに気付いたのです。一時の感情の高ぶりで離婚してしまうと後悔することにもなりかねない、ということです。

【関連記事】

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。