予習・復習は大前提。だからこそ中身の濃い授業に
岡崎高校では予習復習を大切にしています。数学ではあらかじめ問題演習用のプリントを課題として出しておき、授業ではその解説に多くの時間を費やすなど、限られた授業時間を効率的に使う工夫がなされています。また、復習のための課題が膨大なのも特徴です。愛知の公立進学校では、100ページほどある問題集一冊が丸々課題として出されることも珍しくありません。岡崎高校もご多分にもれず、多くの課題が出され、それを続けることで、塾や予備校に頼らずとも、難関大学に合格するだけの実力が養えるのです。
東大や名大と連携し、「やる気」を大切にする岡崎高校
岡崎高校は、2002年から2006年まで文部科学省により「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」に指定され、2007年からは再びSSHに指定されました。夏休みには東京大学や名古屋大学の研究室などで体験研修を受けることができます。地元名古屋大学とは「スーパーサイエンス教育交流協定」を締結。これにより、生徒の独創性や創造性だけでなく、科学を学ぶ喜びや楽しみを育んだり、論理的な思考力やプレゼンテーション能力を高めたりする指導法の研究、実践が図られています。教科書的な知識だけでなく、学問と直にふれあうことで生徒のやる気を引き出す工夫がなされています。
通称「岡コ」と呼ばれるコーラス部が有名
運動部には、野球、ソフトテニス、卓球、バレーボール、バスケットボール、ラグビー、ハンドボール、陸上、体操、水泳、柔道、剣道、弓道、登山、サッカー、ソフトボールがあります。文化部には、弁論、文芸、天文、数学、英語、美術、書道、家庭、茶道、華道、写真、コーラス、演劇、JRC、鉄道研究、囲碁、新聞、放送、吹奏楽、応援、スーパーサイエンス、将棋、ジャグリング、チェス同好会があります。通称「岡コ」と呼ばれるコーラス部は、「全日本合唱コンクール」や世界合唱オリンピックとも呼ばれる「World Choir Games」などで連続受賞を続けている有名校です。