手塚治虫とWWFのコラボが実現
(C)Tezuka Productions 「コラボボトル・アトムとパンダ・0.6L」4,200円 |
手塚治虫さんは最期のエッセイ集「ガラスの地球を救え」(1989年光文社)の中で「なんとしてでも地球を死の惑星にはしたくない。未来に向かって、地球上のすべての生物との共存をめざし、むしろこれからが、人類のほんとうの“あけぼの”なのかもしれないとも思うのです」と綴っています。
一方、WWFは定期的に「生きている地球レポート」を発表し「人と自然が調和して生きるために、地球1個分の暮らし方をしよう」と呼びかけています。手塚治虫さんとWWFが共通して持っている地球への想いが、今回の企画を生み出しました。
鉄腕アトムのシグボトル
(C)Tezuka Productions ボトルには、アトムのかわいい絵柄とともに手塚治虫さんが子どもたちに託した希望のメッセージが英文で表現されています。 |
WWFは以前からスイス製のシグボトルを使ったコラボの水筒を多数作っているのですが、今回はその鉄腕アトム版を制作。WWFのショップ「パンダショップ」(ネットショップ、カタログ通販もあり)のみで買えるオリジナルデザインの商品です。
地球1個分の暮らしとは
地球1個分以上の資源を使っているということは、もらえるはずのお小遣いよりたくさん、買い物しているのと同じです。(C)WWF ジャパン |
これには石油や石炭等のエネルギーを使うと出る温室効果ガスのCO2などがどれくらい増えているかも含まれているのですが、結果から「地球が1個では足りない!」ということが分かります。未来のために残しておかなくてはいけない地球の恵みを先に使ってしまっているのです。
ペットボトルは、たとえリサイクルで回収されても一度だけ再生され、その後は廃棄される場合が多いそうです |
そこでペットボトルのかわりに何度も使えてお財布に優しいマイボトルを使えば「地球1個分の暮らし」につながります。さらにこのマイボトルの売上げはWWFの国際的な自然保護活動に使われるので、まさにエコですね。