竹虎おすすめの竹布タオル
竹虎は明治27年に創業し114年続く、高知県にある竹材専業メーカー。家具、草履、カゴ、箸など様々な製品を作りながら「竹のある暮らし」を提案しています。その1つが、竹布(たけふ)という竹からできた繊維。独自の製法で竹の天然の抗菌力をそのまま活かした繊維として誕生。優れた吸水性や抗菌性、静電気がほとんど発生しない(綿の約12分の1)といった特長があり、21世紀型の新素材として注目を浴びています。
では、竹布のエコ度は? 竹は発芽してから3年で成木になり、成長期には一晩に1メートル以上成長するほどの生命力の強い植物。上手に管理し、成木のみを伐採していくと資源を減らすことなく活用し続けられます。自然環境に優しい素材なのです。さらに、このタオルで使っている竹は農薬や人工肥料を一切使用しないオーガニック素材。スイスにある国際的なテキスタイルの認証機関「エコテックス協会」からも安全性を認められています。
その使い心地の特長は、シルクのような肌触り。ガイドも竹布のタオルを持っていますが、通常のタオルとはひと味違う、つるつるすべすべの感触がとても気持ち良いです。「一般的なバスタオルとは一線を画している感じ」「とても優しい感じで気に入っております」など、買った人からも感動の声が多数寄せられているそうです。また、最初に挙げた抗菌性もこの竹布のタオルの強み。数日間使い続けても、雑菌が繁殖しないので、湿気の多い脱衣所に置いておいてもカビたりせず、臭いが発生しにくいそうです。竹布のタオルは、まだそこまで知られていないので、こだわり派の方へのプレゼントにもおすすめです。
いかがだったでしょうか? たかがタオル、されどタオル。こだわりのタオルが身の回りにあるだけで、ちょっと幸せな気分になれます。ぜひ今回紹介したオーガニック素材のタオルを試してみてください。
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竹虎 …竹を使った製品を作っているメーカー。家具、草履、タオル、弁当箱など取り扱う商品は幅広いです。