医学部に合格する生徒の必須条件

画像の代替テキスト
大学受験の世界で最高峰である医学部受験。志半ばで諦める受験生も多いが妥協しないことが大切だ
2009年度は医師不足を解消するために、文部科学省の指導のもとで各大学で医学部定員が若干増員される。国立大学のうち、22大学で合計107名の定員の増加。1校あたりにすると約5名程度。多少の増員をされたところで、医学部が最難関であることには変わりはない。医学部を目指して多浪をする受験生も多い。

どうすれば合格できるのだろうか? その必須の条件を考えてみよう。

センター試験得点率は90%程度

国立大医学部を志望するときに、どうしても避けて通れないのがセンター試験。各予備校が発表しているセンター試験のボーダーラインはおおよそ90%となっている。また医学部の場合、京都大や九州大のように、理科を3教科課す大学もあるが、この第一関門で失敗する受験生がほとんどだ。

2次試験で失敗したというより、センター対策を失敗して受験できない場合が多い。2次試験の対策を重視するあまり、センター試験で失敗してしまっては本末転倒。医学部を受験できずに歯学部に変更するか、理工学部で妥協を考える受験生も出てきてしまう。

具体的には合格者はどのような点数なのだろうか。私が教えた予備校医学部クラスの合格者の平均を計算してみると、上位の国公立大(東大、京大、阪大など)の医学部合格者(任意の10人)のセンター試験の得点配分はおおよそ以下のようになっている。

1.数学 ほぼ満点
2.英語 95%以上
3.国語 85%以上
4.社会 85%以上
5.理科 90%以上
平均91%

以上からみると、数学と英語は得意でなければならない。理科は3教科の場合、特に2教科を得意科目にしている学生が多い。一方、国語の中で現代文で例年失敗する受験生も多い。母国語なので感情移入しすぎて解答してしまうようだ。暗記の多い社会系の科目は後回しにされることも多い。

大学によっては東大のように、センター試験の成績で第一段階選抜が行われる場合もある。数学、英語、理科に重点を置きながら、国語と社会の対策もまんべんなくやっておくべきだろう。このように科目数が多く、それぞれ高得点が要求されている場合にはバランスよく勉強しておく必要がある。

>>2次試験のポイントは?>>