早稲田、慶應、就職力の比較

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早稲田大、慶應義塾大ともに上位就職企業は1,2部上場企業が大半を占めている
日本の主要2大私立大学である早稲田大と慶應義塾大を2つの点から比較してみよう。

第1の点は就職力だ。どちらも就職がよいと世間では思われている。実際はどうなっているのだろうか。2007年度の数値を上位就職企業で比較してみた(以下の数値は公開されているもので、大学院の卒業生も含む)。

・みずほフィナンシャルグループ 99名(早稲田大)、171名(慶應義塾大)

・東京海上日動火災保険 55名(早稲田大)、115名(慶應義塾大)

・三菱東京UFJ銀行 77名(早稲田大)、82名(慶應義塾大)

・三井住友銀行 84名(早稲田大)、81名(慶應義塾大)

・NTTデータ 82名(早稲田大)、54名(慶應義塾大)

・野村證券 39名(早稲田大)、58名(慶應義塾大)

・キヤノン 62名(早稲田大)、56名(慶應義塾大)

・大和証券 47名(早稲田大)、55名(慶應義塾大)

・ソニー 52名(早稲田大)、53名(慶應義塾大)

・リクルート 66名(早稲田大)、53名(慶應義塾大)

・損害保険ジャパン 55名(早稲田大)、52名(慶應義塾大)

・トヨタ自動車 52名(早稲田大)、47名(慶應義塾大)

・電通 21名(早稲田大)、48名(慶應義塾大)

・日立製作所 70名(早稲田大)、21名(慶應義塾大)

世間では、慶應義塾大がかなり就職先がいいのではないかと思われている。このように比較してみると、慶應義塾大は金融関連の職種に強く、早稲田大は技術製造関連の職種に強く、その他はかなり拮抗していることがわかる。

国家試験(2007年度)

・国家公務員一種 早稲田大85人、慶應義塾大72名

・新司法試験 早稲田大115人、慶應義塾大173名

・公認会計士試験 早稲田大293名、慶應義塾大411名

公認会計士試験の早稲田大の数は、慶應義塾大に次いで全国2位の数値で決して悪いものではないが、慶應義塾大はこの分野で突出している。その理由は、全国でもかなり密接な関係を持つ「三田会」という卒業生の組織にあると言われている。卒業生からの綿密な指導が行き届いていることが他の大学との大きな差になっていると考えられる。

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