韓国には、
たくさんの泊まれるお寺があります
骨窟寺の磨崖仏は、韓国でも最大級 |
場所は、韓国南部の古都、慶州から、少し海側に向かったところです。山を登りきったところに、4mもの立派な磨崖仏がありますが、ここに登る道はかなり急で、高所恐怖症のわたしは、どうにも登りきることができませんでした。下からの写真でよくわからないのですが、お許しください。
お寺独特の武道を習えます
山の斜面に沿って、美しい建物が点在する |
禅武道は、韓国人だけでなく、ヨーロッパなど、海外の人にもよく知られており、長期滞在の外国人の姿もよく見かけます。禅武道は、僧侶たちの護国武術であったものですが、現在は闘いのためではなく、精神修養のためのもの。お寺でする修行としては坐禅が有名ですが、禅武道は、体を動かす坐禅のようなものと思えばよいのかも知れません。
禅武道は、新羅、百済、高句麗の三つの国があった三国時代に、朝鮮半島に伝わりました。新羅の統治を受けている地域の僧侶たちの護身術として取り入れられました。お坊さんたちは、その後の高麗時代や朝鮮王朝時代にも、禅武道の修練を行っていましたが、今世紀後半になって、消滅の危機に瀕しました。しかし、このお寺の僧侶たちが中心となって普及活動を行ってきた結果、 再び広まるようになりました。最近では、女性の修練生が多いのが特徴ということです。
●骨窟寺と禅武道については、こちらもごらんください。
お寺に泊まるのは
風に当たりたいから
一番上のお堂からの眺めが最高 |
●次のページは骨窟寺の1泊2日で体験したことの数々です。