新井薬師の本当の名前は梅照院
骨董市の日はごった返しますが、普段の境内は静かです |
新井薬師は16世紀に創建された、東京の中では、比較的由緒の古い寺です。ご本尊の薬師如来は、戦国時代の武家、新田家の守護仏でしたが、戦乱のどさくさの際に、仏壇が光ったと思ったら、その薬師如来が忽然と消えてしまいました。その後、あるお坊さんが、今の新井薬師のある場所に草庵を結びました。すると庭にある梅の木が光り、新田家の薬師如来が再出現しました。ということで、この寺は、梅照院と呼ばれて、人々の信仰を集めるようになったとのことです。
目のお薬師さんとして有名です
眼病快癒祈願の方がお参りにきます |
願い地蔵は、体に水をかけて、治して欲しい部分をこすってお参りします。 |
境内の一隅にある「願い地蔵」も、本尊の薬師如来と同じくらい人気で、お参りの人が絶えません。お地蔵さんに水をかけ、治して欲しい部分をこするとよいということです。
美味しい水もあります
境内の隅の井戸にも人が集まります |
境内の片隅に井戸があり、そこに、大量のペットボトルを持った人が並んでいることがあります。近所のそば屋さんや喫茶店の方が、ここで商売に使う水を汲むのだそうです。新井薬師に行く時は、皆さんも、ペットボトルを用意して、ためしに飲んでみませんか。
絵馬にも薬師如来が描かれています |
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■新井薬師梅照院
・所在地:東京都中野区新井5-3-5
・交通・アクセス:西武新宿線新井薬師駅より、徒歩6分
・地図:Yahoo!地図情報
・TEL: 03-3386-1355
・ホームページ
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