家事/家事関連情報

「ひとりぶん」を楽しむミルクパン

自分ひとりのためだけにお茶を入れるときは、やかんより小さなミルクパンのほうが使いやすいもの。少量の野菜を茹でるなど、ひとりぶんのお弁当作りにも役立ちます。

執筆者:吉森 福子


「やかんでは大きすぎる」というときは?

少量のお湯を沸かすには、やかんよりミルクパン。
「お湯を沸かすのはやかんで」。これが固定観念になっている方も多いと思いますが、実はお湯を沸かすには必ずしもやかんが最適というわけではありません。ここでひとつ質問です。やかんで沸かしたお湯は全て使い切っていますか?

「1日に自宅で何倍もお茶を飲む」「お茶を飲む家族が多い」という場合にはもちろん、「たっぷりお湯を沸かしてポットに常備」というのがムダのないやり方でしょう。でも例えば「昼間は家には主婦ひとり」「子どもたちは水や麦茶を飲むので温かいお茶は飲まない」というご家庭の場合、お湯を沸かすのはやかんでは大きすぎる、ということも。

1~2人ぶんのお茶なら「ミルクパン」で

1~2杯用のティーポットとミルクパンで、ひとりのお茶の時間が充実。
我が家の場合、まさに子どもたちが「麦茶派」ということで、やかんは麦茶専用となっています。一方、コーヒーを飲まないガイドは、在宅の日は昼間に1日1~2杯の紅茶を飲むのが習慣。お客様でもない限り、休日でも1度に飲むのは夫婦2人ぶんですので、「やかんでお湯をたっぷり沸かしておく」ということはありません。

ではお湯はどうやって沸かしているのか。その答えが「ミルクパン」という小さな鍋です。ずいぶん前に雑貨屋で購入した、容量が500mlほどのもの。もちろん名前のとおりにミルクを沸かしたこともありますが、普段はもっぱら、「ひとりぶんの紅茶用」として活躍しています。

500ml強という容量は、1~2人ぶんのお茶用としてまさに最適。白いホウロウと見た目も愛らしいので、沸かしているときも和みます。

次のページでは、ミルクパンについて 「お弁当づくりにも活躍」「今から買うならこれが欲しい」>>
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