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料理研究家も愛用の鍋「クリステル」の実力(2ページ目)

「クリステル」は、ハンドルを外して入れ子式に収納できるステンレス多層鍋。今回はクリステルを使いこなしているイタリアン料理教室主宰のミセスに、実際に料理していただきながらその魅力についてうかがいました。

執筆者:吉森 福子

ムラなく火が通り、こげつきにくい

炒めた香味野菜の上に、重ならないように鶏肉を並べます。
クリステルの実力を伝えるべく横川さんが考えて下さった今回のメニューは、「鶏肉のキャンティ風」と「バーニャカウダ」の2品。まずは「鶏肉のキャンティ風」から。大きめのクリステルひとつに材料を次々入れていく煮込み料理です。

みじん切りにした玉ねぎ、にんじん、セロリなどの香味野菜をじっくり炒めます。長時間じっくり炒める際に、つきっきりで混ぜ続けなくてもいいのがクリステルのいいところ。その秘密は、底の厚さが充分なことにあります。

保温性が高く、余熱で味がしみ込む

これが出来上がり。鶏肉が柔らかくて美味!です。
香味野菜がしんなりしてきたら、骨付きの鶏肉を加えて焼き付けます。それから赤ワインを入れ、松の実と干しぶどうを入れて煮込めば出来上がり。煮詰めたいのでふたはしないで煮ること。

出来上がった鶏肉はしっかり味がしみていて柔らか。クリステルは保温性も高いので、火を止めたあとの余熱でじっくり味がしみ込むのです。

「ミルクパン」でハンドミキサーもラクラク

深さのあるミルクパンは、バーミックス使用に便利。
「バーニャカウダ」とは、オリーブオイルににんにくとアンチョビを混ぜたものを温めながら、野菜につけて食べるというもの。横川さんのレシピでは、上記の材料に加えて牛乳や生クリームを用いてディップ状にしてあります。

にんにくは牛乳でゆでこぼすことでマイルドに。それからアンチョビとオリーブオイルを合わせてバーミックス(ハンドミキサー)で混ぜます。その後温めながら生クリームを加えてソ-スは完了。

バーミックス使用の際には、クリステルの「ミルクパン」が大活躍。小型で深めなのでそのままバーミックスが使えて、その後もすぐに火にかけられます。

蒸し野菜もお手のもの

クッキングバスケットで、蒸し野菜も気軽に。
バーニャカウダにぴったりの蒸し野菜も、クリステルの得意分野。付属の「クッキングバスケット」が活躍します。

固いものから順番に蒸していき、蒸し上がりを同じに揃えるのが美味しくいただくコツです。

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