調理グッズ好きなら気になるのが圧力なべ。使っている人はほぼ例外なく「便利よ!」と言うのですが、何となく扱いが難しそうで…というのが多くの方のイメージではないでしょうか。そこで今回は、圧力なべ使用体験レポートをお送りします。

圧力なべはなぜ短時間調理が可能?

画像はT-falの製品「ワンタッチ開閉圧力なべ クリプソ プルミエプラス 6L 」。
今回体験したのは、圧力なべブランドのひとつ・T-falの製品。T-falの製品を取り扱っている株式会社グループセブ ジャパンの藤井由美子さんに「圧力なべのメリットと仕組み」についてうかがいました。

圧力なべのメリットはまず「短時間調理」ということ。そしてその結果として、「栄養素が壊れにくく、ヘルシー」「ガス代が節約され経済的」という長所もプラスされます。

ではなぜ圧力なべは短時間で火が通るのでしょうか?それは、圧力がかかることで沸騰点(お湯が沸騰する温度)が上がるため。通常のなべより高温で食材を加熱することになるので、短時間で調理できるのです。

安全設計に配慮された圧力なべ

ふた部分に赤く見えるのが「安全ロックピン」。圧力が下がるまでは、ふたは開きません。
「圧力」という言葉を聞くと「使い方が難しいのでは?」と身構えてしまうかもしれませんが、圧力なべは充分な安全設計が行われています。T-falの場合は、ふたの部分に「安全ロックピン」というものがあり、圧力が下がるまではふたが開けられないようになっています。

圧力なべに材料を入れて火にかけると、しばらくして「シュー」と蒸気の音がしてきます。なべ内部の圧力が上がってきたこの頃に、安全ロックピンが上がって自動的にロックされる、という仕組みです。

圧力なべ専用のレシピに従い、所定の時間になったら火から下ろします。なべが冷めて内部の圧力が下がったら、安全ロックピンが下がります。これが「ふたを開けても大丈夫」のサインです。

「ワンタッチ開閉タイプ」が便利

ふたの真ん中のボタンを押すだけでロック&解除ができます。簡単で力も要りません。
現在販売されている圧力なべで最もポピュラーなタイプは「スライド開閉タイプ」。本体とふたの両方に溝があり、スライドしてかみ合わせてロックします。こちらもカチッと閉まり安全なのですが、開閉に多少力が必要。かみ合わせの部分を探すのも慣れるまでは手間取るかもしれません。

それに対して、現在T-falでおすすめしているのは「ワンタッチ開閉タイプ」。ふたの真ん中にあるボタンを押すだけで片手でカチッと簡単に開け閉めでき、かみ合わせの部分を探す手間も要りません。

さらに付属のガラスぶたがあれば「ふだんのおなべ」としても使えるところも便利。「圧力なべとして材料を柔らかくした後、仕上げは自分で確かめながら行いたい」というハイブリッドな使い方もできます。

また、「もうひと回り大きいなべが欲しい」という人にもこのタイプはおすすめ。「場所をとる普通の大なべを買うなら、圧力なべとしても使えるものを選んだほうが用途が広がる」という逆転の発想です。

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