2/2 布についた犬の毛掃除は「一毛打尽」！ [家事] All About

「一毛打尽」ってどんなもの？

このように布の上を軽くすべらせるだけ。スポンジ本体には毛がくっつきません。

ガイドが今回使ってみたのは、その名も「一毛打尽」という名前のお掃除道具。発泡ゴム製の軽いスポンジのようなものです。まずは犬の寝床に敷いている毛だらけの毛布で試してみました。フリースのような素材でできている小さめのペット用毛布は常に毛だらけ。洗濯しようにも、洗濯機が毛だらけになりそうで、ちゅうちょしていたものです。

説明書通りに、進行方向の設置面を少し浮かせながら軽くこすると、おお！スポンジ本体にはくっつかないのに、毛が一箇所に集められます。毛のかたまりができたら、手でつまんで捨てるだけ。

この「本体には毛がくっつかない」というのが、便利ポイントです。本体にくっつくものは、手で取り除こうとするとかえってイライラすることになりますので。一度使うとシートを交換するようなものの場合は、ゴミが増えるのも気になります。この「一毛打尽」はその点、かなり気軽に使えるというのが使ってみた感想です。

平らなところで威力を発揮

商品名どおり、車のシートにくっついた犬の毛の掃除に便利。

今回使用したのは、一毛打尽クルマのシートソファー用という商品です。確かに、車のシートにくっついた犬の毛はなかなか取りづらいのでこれは妙案。でもそれだけではなく、今回ガイドが使ってみたように洗濯前の布類の毛をざっと取り除くにも便利です。

しかし「服を着たまま」はちょっと毛が取りにくいようです。衣類でしたら、一度脱いで平らな面に置いてからのほうが毛がよく取れるようです。犬をシャンプーした後のタオルを、洗濯機に入れる前に使うのもおすすめ。

このシリーズには別に一毛打尽カーペット用もあります。カーペットなど広い面積を掃除するには、こちらの大きいもののほうが使いやすいでしょう。

ただ、クルマのシートソファー用は980円、カーペット用は2980円と、お値段にかなり差があります。まずは「シートソファー用」を試してみて、使い勝手に納得してから「カーペット用」を購入されたほうがよいのではないでしょうか。

※　洋服での使用は素材により取れる場合と取りづらい場合があるので、メーカーとしては推奨していません
※　毛の長さが2cm以下の犬種では毛同士がまとまりにくいため、この製品でのお掃除には向いていません

■商品データ