仏壇は何を祀る場所?

仏壇の中央にはご本尊をお祀りします。昔は仏間に設置されましたが、仏間がない住宅の多い現代では家族が集うリビングなど、お参りをしやすい場所に置くのがベストでしょう。
仏壇の中央にはご本尊をお祀りします。昔は仏間に設置されましたが、仏間がない住宅の多い現代では家族が集うリビングなど、お参りをしやすい場所に置くのがベストでしょう。
仏壇というと、亡くなったご先祖をお祀りする場所というイメージが強いものですが、ご本尊(阿弥陀如来、釈迦如来、大日如来などの仏様)をお祀りする神聖な場所であり、一家の大黒柱のような存在であることが本来の姿と言えます。
ですから、「仏壇は身内が亡くなったときに買うもの」ではなく、「神仏に手を合わせたい」と思ったときが買い時。今でこそ、仏壇購入のきっかけとして一番に挙げられるのが「身内の不幸があったとき」ですが、昔は結婚して世帯を持つと、必ず各家庭に仏壇をお祀りするべきと言われていた時代もあったほどです。

宗教の知識は必須

仏壇店に就職したら、まず最初に覚えなければいけないことは仏教の知識。一言で仏教といっても、幅が広く、また奥深いもの。まず最初は最低限必要なこと……たとえば、日本の仏教の宗旨・宗派について、各宗派の本山・本尊・開祖・教えなどを覚えていきます。
また、仏壇店では神棚も販売してますので、神道の知識も必要不可欠。わからない点、疑問点などは先輩に聞くこともできますが、本で調べたり寺院や神社へ直接問い合わせることもあります。

単に商品を売る仕事ではありません

ガイドが仏壇店で勤め始めたころ、先輩にこう言われたことがあります。「仏壇はモノであってモノではない。」と。仏壇はたしかに家具のひとつかもしれませんが、タンスや棚に手を合わせることはしません。仏壇には目に見えない価値があります。「心が豊かになる」「子供の情操教育に良い」「ご先祖に感謝をする心をはぐくむ」など、仏壇はスピリチュアルな面で非常に注目されています。仏壇を求めてきたお客様に対してどう接客するか……スタッフによって大きく違いが出ています。

仏壇店で最初に覚えることは「位牌の受注」。次ページでご紹介します。