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仏壇・神棚の大掃除も忘れずに!(3ページ目)

忘れてはならないのが仏壇や神棚の大掃除。もともと大掃除の起源は江戸時代の神仏のすす払いからきたもの。仏壇のお掃除・お手入れ方法をご紹介します!

吉川 美津子

執筆者:吉川 美津子

葬儀・葬式・お墓ガイド

神棚の大掃除

神棚
白木の神棚は数年経つと汚れが目立ってきます。取替えの目安は5年~10年くらいと言われています。
神棚は手の届きにくい場所にあるため、日ごろ掃除が行き届かずホコリが溜まってしまいがち。ホコリは払って固く絞った布で水拭きします。汚れがひどい場合は、薄めた中性洗剤で丁寧に拭き、最後に乾拭きします。神棚は仏壇ご違って先祖代々受け継ぐものではないので、あまりにも汚れが目立ってきたら取り替えたほうが良いでしょう。

神棚をキレイにしたら、注連縄・紙垂(しで)・神幕・御簾(みす)は新しいものに交換し、まゆ玉を飾ります。神札(おふだ)は新年のお参りの際にいただいてもかまいませんが、出来れば年内に神社からお受けし、大掃除後に神棚へ納めるほうがよりベターといわれています。注意点として、昔から「一夜飾り」は「年神様をお迎えする飾りを一夜で準備するのは誠意に欠ける」縁起がよくないことされていますので、大晦日の日にあわてて正月準備をするのは避けましょう。

裏ワザグッズのご紹介!!

仏壇・神棚のお掃除に役に立つ便利グッズをご紹介します。
  • 眼鏡クロス(眼鏡拭き)
    眼鏡拭きは超極細繊維でできていますので、傷を付けずに汚れを取ることができます。水に軽く含ませて拭くこともOK。
  • 毛筆・化粧筆
    細かいところのお手入れに、毛筆を1本準備しておくと便利です。日ごろからホコリをこまめにはたいておくと、汚れが付きにくくなります。また、女性が化粧をするときに使用する筆も、デリケートな肌に使用できるように柔らかい素材でできていることも多いのでおすすめ。ただし、一度でも使用した場合、化粧の粉、油分などは完全に落として乾かしてから使用すること。
  • 茶こし
    仏壇の灰をふるうのにぴったりです。専用の「灰ふるい」も仏壇店で販売していますが、茶こしで充分代用できます。
  • 歯ブラシ
    仏具の細かい汚れを落とす際に便利です。材質によっては傷がつくこともありますのでご注意を。
  • 綿棒
    綿棒も細かい汚れを落とすのに便利なグッズです。
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