愛用のマイクやヘッドホンを展示

故人を象徴する音楽を流すケースが増えています
故人を彷彿させる音楽を葬儀に使うケースが増えています
40歳の若さで亡くなったZARDの坂井泉水さんの「偲ぶ会」が、東京青山葬儀所で営まれました。
ZARDの楽曲が流れる中で献花が行われる通称「音楽葬」と呼ばれるスタイル。喪主や葬儀委員長はなし、司会や挨拶を入れたセレモニーも行わず、午前10時から午後7時までの時間内に受付をしてひとりひとり祭壇に花を捧げます。
入り口には大スクリーンが設置され「負けないで」などのヒット曲を歌う坂井泉水さんの映像が流れています。また、色とりどりの花で飾られた祭壇はレコーディングスタジオを再現、愛用のマイクやヘッドホンなどが添えられました。社葬・団体葬でおなじみの青山葬儀所ですが、この日は椅子席にあたる部分や通路など、会場内は20万本の花で埋め尽くされ普段とは違った様相。展示されてた手書きの歌詞からは坂井さんの生前のぬくもりが伝わってきます。

そもそも音楽葬ってなに?

音楽葬とは、そのものズバリ「音楽が流れている葬儀」のことを言います。厳密な定義などありませんし、「音楽葬だから○○しなければいけない」という決まりもありません。一般的に「好きな音楽や思い出の音楽が流れている中で、故人を偲ぶひとときを過ごす」そんな葬儀のことを音楽葬と言われています。

音楽葬は芸能人やミュージシャンなど特別な人しかできないと思っている人も多いようですが、そんなことはなく誰でもできます。「ウチは仏教だけど」という人でもOK。従来の葬儀に音楽をプラスした場合でも音楽葬のひとつと言えます。

音楽は事前に準備して、葬儀社と流すタイミングを話し合います。CDで流すのは一番簡単な方法ですが、ピアノや弦楽器など専門奏者を手配して、生演奏で奏でるという演出も多くなってきています。

音楽葬はだれでもできます!その式次第例を次ページでご紹介します。