分骨ってなに?
通常、分骨する際は「分骨証明書」「火葬証明書」等の書類が必要です。 |
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分骨に必要な手続き
分骨するためには、「分骨証明書」等の書類が必要です。勝手に遺骨から一部を取り出しても、証明書がなければその遺骨は納骨することができません。分骨方法は
1.すでにお墓に埋葬してある遺骨の一部から分骨する場合
2.火葬場で分骨する場合
とでは手続きが異なります。
●1.すでにお墓に埋葬してある遺骨の一部から分骨する場合
・墓地の管理者に「分骨証明書」を発行してもらう
↓
・石材店に依頼し、墓石を動かして遺骨を取り出す
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・分骨先の墓地の管理者に「分骨証明書」を提出する
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・納骨する(骨壷に納める場合は前もって準備する)
●2.火葬場で分骨する場合
・火葬場管理者に「火葬証明書」を必要枚数を発行してもらう(火葬済の印が押された「火葬許可証」は1通しか発行できません)。
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・火葬場で各骨壷に分骨してもらう(希望者のみ。その場合は前もって骨壷を準備)
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・納骨する
葬儀を行った時点で分骨することが決まっている場合には、その旨を葬儀社に伝えておきましょう。葬儀社側で分骨用の骨壷を手配したり、火葬証明書発行の手続きを火葬場に依頼してくれます。
次ページでは、とっておきの供養方法「遺骨の一部を宗派の本山に分骨する方法」をお伝えします。