ピンからキリまで。値段による位牌の違いとは
位牌のカタログを見てみると、同じ大きさでも1万円以内のものもあれば10万円以上もする位牌があります。その差は木の材質やデザイン、漆の違いにあります。※☆→☆☆☆
安→高
1.合成漆を使用した位牌(☆)
合成漆を使用した位牌。見た目は本漆と区別がつきません。 |
2.黒檀や紫檀などの唐木位牌(☆☆)
紫檀製の位牌。ズッシリとした重厚感があります |
3.5寸サイズで2~5万円。
3.本漆を使用した位牌(☆☆~☆☆☆)
本漆の位牌。芸術品のような美しい光沢。伝統工芸の技術の粋を極めています |
3.5寸サイズで4~10万円。
4.モダンで現代的な位牌(☆☆~☆☆☆)
【商品名】モンブラン4寸29400円(Yagiken)斬新な美しいデザインが特徴 |
位牌を作るときに「文字は彫りますか?書きますか?」と聞かれることがあると思います。その際は、漆を使った位牌(特に本位牌)の場合は光沢感そのものに高級感がありますので、彫らずに書いたほうがいいでしょう。唐木位牌の場合は逆に彫ったほうが立体的に見え木目の美しさが強調されます。
次ページでは位牌選びをする際の注意事項について説明します。