観光客だけでなく地元の人たちの憩いの場でもある「湖畔公園足湯」 |
湯めぐりの前に、歩き疲れた足を癒そうと、諏訪湖畔の諏訪湖間欠泉センター隣にある「湖畔公園足湯」へ立ち寄りました。延長18mで40~50人が一度に座れるというワイドサイズ。屋根付きベンチに座れば、北アルプスや諏訪湖を一望しながら、のんびりリラックスできます。湯口のそばに足を入れたらかなり熱めで、10分ほど浸かっただけでじんわりと汗をかいてしまいました。原則年中無休、9:00~18:30(12~3月は~17:30)に利用できるそうです。
日帰り入浴手形で老舗宿の温泉をハシゴ
展望露天風呂「天空の湯」。柵も低いので眺望抜群! |
今回の旅では、この中から2ヶ所の宿の日帰り湯を体験してきました。まずは諏訪湖を見晴らす展望露天風呂が魅力の「油屋旅館」です。大正元年(1912年)創業のこちらの宿は敷地内に源泉をもっており、1階に大浴場「八重垣の湯」、7階に展望露天風呂「天空の湯」の2ヶ所のお風呂があります。
今回は展望露天風呂「天空の湯」に浸かることに。平日のせいか入浴客はほかにおらず、なんと貸切状態! うっすらと茶褐色に濁った湯に浸かれば、諏訪湖と遠く北アルプスまで見晴らせて眺望バツグン! この日は気温30度近くとかなり暑い日でしたが、湖からの涼風が心地よく、長湯が楽しめました。こちらの宿には以前宿泊したこともあるのですが、夜の露天風呂は湖畔を取り巻く夜景がキラキラと煌めいて、うっとり見入ってしまうほどの美しさ。こちらもオススメです。ちなみに、こちらの日帰り入浴可能時間は11:30~14:00です。
「油屋旅館」
・住所:長野県諏訪市湖岸通り3-4-16
・地図:Yahoo!地図情報
・TEL:0266-52-2221
・交通:(電車)JR中央本線上諏訪駅から徒歩5分
(車)中央自動車道諏訪ICから約15分
湯の花が浮かぶ源泉かけ流しの湯に浸かる
半露天式の露天風呂。贅沢にも源泉かく流しです |
「渋の湯」のお風呂には、自家源泉から湧き出る湯と間欠泉から引いた湯が注がれています。泉質はこのあたりでは珍しい硫黄泉。循環はされておらず、100%源泉かけ流し。正真正銘の生まれたての湯が浴槽の縁から溢れていました。大浴場、内湯ともに、平成16年7月にリニューアルされたばかり。
今回は露天風呂を利用しました。壁にサワラ、浴槽にヒバが使用され、木の香りと柔らかな肌触りに癒されます。手前に広々とした浴槽、奥に桶風呂が置かれていて、特に桶風呂のほうには湯の花が舞い、浴槽の底はぬるっとしていて湯質の良さを実感。少々熱めに感じられたため、傍らのチェアでひと休みしながら、何度も何度も浸かりました。「このまま湯船から出たくない!」と思ったものの、のぼせ上がってしまった私は、渋々湯船から上がったのでした。こちらの日帰り入浴時間は13:00~19:00です。
「渋の湯」
・住所:長野県諏訪市湖岸通り3-3-24
・地図:Yahoo!地図情報
・TEL:0266-52-2655
・交通:(電車)JR中央本線上諏訪駅から徒歩5分
(車)中央自動車道諏訪ICから約15分
これからの季節に諏訪湖畔を訪れるなら、見逃せない夏の風物詩があるのです! 何年か前に私が訪れた際にも、存分に楽しませていただきました。詳しくは次ページでご紹介します。